高市氏発言「個人の見解」=新談話へ秋以降に有識者懇−菅官房長官 高市氏発言「個人の見解」=新談話へ秋以降に有識者懇−菅官房長官 菅義偉官房長官は13日午前の記者会見で、自民党の高市早苗政調会長が過去の植民地支配と侵略を謝罪した村山富市首相談話に疑問を呈したことについて「個人の見解だ。政府の見解は(全体を引き継ぐと)私が明確に述べた通りだ」と語った。高市氏に対し、政府見解を説明する考えも示した。 高市氏が極東国際軍事裁判(東京裁判)の結果をめぐって「歴史観は安倍晋三首相自身、違った点もあるかと思う」と述べたことに関しても、菅長官は「あり得ない。政府は正式に(裁判結果を)受け入れている」と強調した。 菅長官はまた、歴史認識に関する新たな首相談話について、秋以降に有識者懇談会を設置して検討を進める方針を明らかにした。議論の方向性に関しては「(これまでの)談話を引き継ぎながらも、未来志向のもの