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ブックマーク / www.itmedia.co.jp (30)

  • 失敗することにびびってないか?――メガネECベンチャー創業者がスタンフォードで学んだこと

    リニューアル記念企画「これからの働き方、新時代のリーダー」 「アクションリーダーの『知りたい!』に応えるオンラインビジネスメディア」を統一コンセプトとして、9月2日にリニューアルしたBusiness Media 誠 & 誠 Biz.ID。Business Media 誠では「アクションリーダーに会いに行く」をテーマに、さまざまな識者の方にお話を聞いていきます。 →リニューアル記念企画「これからの働き方、新時代のリーダー」バックナンバー 2012年1月に、メガネ専門のECサイトとしてスタートした「Oh My Glasses」は、購入決定前にフレームを5まで自宅でじっくりと試せること、度数情報があれば度入りレンズも加工して送ってくれることなどを差別化ポイントとしてスタートした。メガネの世界的な生産地である鯖江(福井県)の製品や、同社のプライベートブランド「+omg」など100ブランド以上40

    失敗することにびびってないか?――メガネECベンチャー創業者がスタンフォードで学んだこと
  • 【第1回】なぜ私はCCOになったのか

    2009年夏、私は米国・ラスベガスの街角に立っていました。ラスベガスのカラッとした青空とは裏腹に、私の心の中はもやもやと雲がかっていました。創業から10年を迎えようとしていたECナビ(現・VOYAGE GROUP)は、業績は堅調だったものの、組織の求心力が低下し、退職者の増加が大きな問題となっていました。 「このまま放ってはおけない!」。強い危機感を持った私は、先進的な海外ベンチャー企業に学ぶべく、ラスベガスに飛びました。特に組織作りにおいて参考にしたいと考えていたのが、「企業文化」を経営戦略の中核に据える米Zapposでした。結果的に、同社の視察は想像以上の収穫をもたらすことになったのです。 「企業文化を作る旗振り役を担わせてほしい」――。帰国後、私は社長である宇佐美(進典)にこう直談判しました。聞きなれないChief Culture Officer(最高文化責任者:CCO)という肩書は

    【第1回】なぜ私はCCOになったのか
    thsp
    thsp 2013/10/22
  • アフィリエイト市場が拡大している――その要因は意外にもあの業界のお客さん

    気になる数字を見つけた。それは「アフィリエイト市場が伸びていて、今後も拡大していくのでは」というものだ。 下の棒グラフを見ていただきたい。矢野経済研究所が発表した「アフィリエイト市場」レポートによると、2012年度の市場規模は前年度比112.6%の1276億9000万円。その後も年平均10.0%で成長し、2015年度には1659億円に拡大すると予測している。 「アフィリエイト」と聞いて、「なんだか古いなあ。ブログが登場したときに、流行ったやつでしょう?」と感じる人もいるだろう。記者もそのひとりなのだが、なぜ市場は拡大しているのか。その謎を解くために、日で初めてアフィリエイトサービスを開始したバリューコマースの木村康夫さん(経営戦略部)に話を聞いた。 木村さんの話を紹介する前に、アフィリエイトの仕組みについて簡単に説明しておこう。 まず、広告主の広告をWebサイトの運営者が掲載する。そして

    アフィリエイト市場が拡大している――その要因は意外にもあの業界のお客さん
  • 【第1回】新米だった私がヒットサービスを作れたワケ

    ヒットは訓練で作ることができるか 「ヒットサービスを生むための秘けつは何ですか」 「プロデュース業とはどのようなお仕事をされているのですか」 ありがたいことに、こうした質問を多くの方々から受ける機会が増えています。その背景には、会員規模1500万人にまで成長したコミュニティーサービス「アメーバピグ」の新規立ち上げを、入社2年目からプロデューサーという立場でやり遂げたという経験が大きいからだと思います。 今振り返ってみると、アメーバピグの立ち上げに携わっている当時は、まさかこのサービスがこれだけ多くの人を動かすものになるとは思ってもいませんでしたし、私は当にクリエイター、エンジニア泣かせのプロデューサーだったと思います(迷惑をかけるという意味で)。ですので、プロデューサーと名乗ることへの気恥ずかしさ、くすぐったさみたいなものは、正直いまだにあります。 そんな私ではありますが、幸いにもプロデ

    【第1回】新米だった私がヒットサービスを作れたワケ
  • 「電話番号、覚えなくなった」――3日で登録9万人、Twitter通話アプリ「OnSay」にみる通話の未来

    「電話番号、覚えなくなった」――3日で登録9万人、Twitter通話アプリ「OnSay」にみる通話の未来(1/3 ページ) Twitterの相互フォロワーと電話番号不要で通話できるiPhoneアプリ「OnSay」は、配信3日で9万ユーザーを獲得する人気作となった。リリースから2カ月、Androidアプリの配信も決め、さらなるユーザー拡大に開発者らは意気込んでいる。 「番号知らないと電話できないって、不便じゃないですか」 Twitterで相互フォローしている友人や知人と通話ができる、iPhoneアプリ「OnSay」。同アプリをプロデュースした、ライフツービッツのファウンダー 片山崇さんには、そんな素朴な思いがあった。8月31日に公開された同アプリは、WebメディアやTwitterを介して瞬く間に話題となり、リリース3日で9万ユーザーを獲得。予想以上の人気に、片山さんら開発メンバーは手応えを感

    「電話番号、覚えなくなった」――3日で登録9万人、Twitter通話アプリ「OnSay」にみる通話の未来
  • 第1回 mixiを使っているのは誰なのか、そして新インタフェースの理由

    第1回 mixiを使っているのは誰なのか、そして新インタフェースの理由:短期集中連載・mixiはどこへ行く?(1/3 ページ) 国産老舗SNSであるmixiは、さまざまな機能を取り込みながら成長を続けている。連載では、笠原社長、原田副社長へのロングインタビューを元に、mixiのこれまでとこれからの変化について考察する。 いま、mixiはものすごい勢いで変わりつつある。 2011年、mixiが力を入れて取り組んでいるのがユーザーインタフェース(以下、UI)変更だ。5月11日にスマートフォン用UI(mixi touch)を、9月7日にケータイ用UI(mixiモバイル)のUIを変更。PC版のUIについても10月12日から順次変更を行っており、2011年度中には全ユーザーが新UIに変更されるという。 Web版mixiだけでなく、スマートデバイス用アプリも次々にリニューアルを行い、新UIへの変更を

    第1回 mixiを使っているのは誰なのか、そして新インタフェースの理由
  • 「基本無料」でビジネスをする方法――ソーシャルゲームのマネタイズ戦略

    ソーシャルゲームやスマートフォンのアプリ市場の一部で共通しているのが、「基無料だが別の方法で課金を行う」というビジネスモデル。特にソーシャルゲームには、長く遊んでもらう秘訣、価格設定など、さまざまなノウハウがある。『ブラウザ三国志』などを手がけた椎葉忠志氏らが語る「マネタイズの勘所」とは……? 急速に普及が進むスマートフォン。ハードだけでなく、アプリ市場でも、多くの企業や個人がしのぎを削っている。その中でも目立ちつつあるのが、利用は基無料でありながら、別の方法で課金を行うビジネスモデル。従来のような値付けが通用しないこの市場、その第一線で戦っている経営者たちはどのような視点からビジネスを行おうとしているのだろうか。 コマースやサーバー関連事業などを中心としてきた株式会社ゆめみの深田浩嗣社長、オンラインゲーム黎明期から数々のヒットタイトルを世に送り出してきた株式会社Aimingの椎葉忠志

    「基本無料」でビジネスをする方法――ソーシャルゲームのマネタイズ戦略
  • AKBのようにゲームは“みんなのもの”になる――グリー田中社長のゲーム論

    ゲームはAKB48のように大衆化する時代に入った――世界規模のソーシャルゲーム事業に取り組むグリーの田中社長が、ゲームやインターネットに対する考えをCEDECで語った。 9月8日、ゲーム開発者向けイベント「CEDEC 2011」において「世界の心をつかむスマートフォン時代のゲームとは」と題したパネルディスカッションが開催された。登壇者の1人であるグリーの田中良和代表取締役社長は、ゲームジャーナリストの新清士氏の質問に答える形で、OpenFeintの買収に対する考えやソーシャルゲームがもたらすゲーム産業の変化について語った。 ――OpenFeintの買収について聞きたい(質問は新氏) ソーシャルゲームはコンソールゲームと違って販路がまだ流動的で、自分たち販路を作っていける。どんなに面白いゲームを作っても、ユーザーが集まらなければどうしようもない。FacebookやTwitterのすごさは「ユ

    AKBのようにゲームは“みんなのもの”になる――グリー田中社長のゲーム論
    thsp
    thsp 2011/09/09
  • 農園でもゲームでもなくていい――Mobage屈指の“女子ゲー”、ヒット支えた9か条

    農園でもゲームでもなくていい――Mobage屈指の“女子ゲー”、ヒット支えた9か条(1/2 ページ) Mobageの中でも月間100万ユーザーが遊ぶ人気ゲーム「農園ホッコリーナ」は、ユーザーの6割が女性。女性のニーズに応えるゲーム設計を心がけた結果、“農園”でも“ゲーム”でもないものになったと企画担当者は語る。 Mobageの中で、ソーシャルゲーム「農園ホッコリーナ」が女性に人気だ。月間ユーザー100万人のうち62%を女性が占め、Mobageで公開されている女性ユーザーのランキングでは「怪盗ロワイヤル」を押さえて1位(9月時点)を獲得している。 今でこそ人気タイトルとして注目を集めているが、1年前はまったくの無名ゲームだった。ターゲットを女性に絞り、ゲームの既成概念を捨ててコンセプトを作り直したことが功を奏したと、企画を担当するディー・エヌ・エーの山口隆広氏(ソーシャルゲーム統括部 企画部

    農園でもゲームでもなくていい――Mobage屈指の“女子ゲー”、ヒット支えた9か条
  • 「思いつく人はたくさんいるが、実際に作った人はごく少なかった」 “学び”を流通させる「Cyta.jp」

    「思いつく人はたくさんいるが、実際に作った人はごく少なかった」 “学び”を流通させる「Cyta.jp」(1/3 ページ) 楽器や語学などの先生をネットで見つけ、個人レッスンを受けられる「Cyta.jp」が人気だ。09年のβ版公開以来、ほぼ口コミだけで1万人超が受講した。運営会社を起業した有安さんは「4年間、セミの幼虫のように静かにやってきた」と話す。 ネットで探したさまざまな分野の先生から、好きな場所、好きな時間、割安な料金で高品質な個人レッスンを受けられる――そんな“プライベートコーチ”サービス「Cyta.jp」(咲いたジェイピー)が静かな人気を集めている。2009年のβ版公開以来「ほぼ口コミだけ」で受講者を増やし続け、今年6月に正式オープン。総受講者数は1万人を突破した。 学べるジャンルは語学や楽器、資格など100以上。レッスン会場は全国1700カ所のカフェやレンタルスペースだ。ユーザ

    「思いつく人はたくさんいるが、実際に作った人はごく少なかった」 “学び”を流通させる「Cyta.jp」
  • 「自分が使いたいものを、ピュアな気持ちで」 家計簿アプリ「Zaim」を開発した閑歳さん

    「自分が使いたいものを、ピュアな気持ちで」 家計簿アプリ「Zaim」を開発した閑歳さん(1/2 ページ) ソーシャル機能を持つ家計簿アプリ「Zaim」を個人として開発した閑歳孝子さんは、MacBook Proを駆使して通勤電車内でもコードを書く。「プログラミングは編み物に似ているので、女性に向いている」という。 TwitterやFacebookと連動するソーシャル家計簿アプリ「Zaim」(ザイム)がヒットしている。7月19日にiOS版がリリースされた直後にAppStoreのファイナンス部門で1位にランクイン、4日間で1万DLを突破した。開発したのは、気鋭のエンジニアとして注目を集める閑歳孝子さん(32)。アクセス解析ツールを手がけるユーザーローカルの社員だが、今回は個人としてサービスを立ち上げた。「ピュアな気持ちで作りました」という閑歳さんに、開発の舞台裏を聞いた。 Zaimの特徴は、「簡

    「自分が使いたいものを、ピュアな気持ちで」 家計簿アプリ「Zaim」を開発した閑歳さん
  • iPhoneユーザー、アプリの利用実態は

    アスキー総合研究所が、iPhone利用者の実態調査の結果を発表した。調査結果は、2010年11月末から12月中旬にかけて1万人を対象に実施した「MCS(メディア&コンテンツ・サーベイ) 2011」のデータから、iPhoneユーザーに関するデータをまとめたものとなっている。 MCS 2011全回答者におけるiPhone所有率は3.2%。少ないようにも見えるが、携帯電話の普及台数が1億2000万台に達している一方で、iPhoneの国内販売数は年間約300万台規模であることや、iPhoneからiPhoneへの買い替えがあることなどを考慮すると妥当な数字だとアスキー総合研究所は分析している。なお、2011年6月時点では5%前後になることが予想されるという。 iPhoneユーザーの月額利用料金は平均6335.5円で、携帯電話・PHSユーザーの5268.7円を約1000円上回っており、特に5000円~

    iPhoneユーザー、アプリの利用実態は
  • IDC、世界スマートフォン市場で「2015年にはWindows PhoneがAndroidに次ぐ2位に」と予測

    IDC、世界スマートフォン市場で「2015年にはWindows PhoneがAndroidに次ぐ2位に」と予測 IDCは、NokiaがWindows Phoneを採用したことにより、2015年にはMicrosoftの同OSがAndroidに次ぐ2位に浮上すると予測した。 世界スマートフォン市場で、2011年には米GoogleAndroidが首位に立ち、2015年には米MicrosoftWindows Phoneが2位に浮上する――。米調査会社のIDCが3月29日(現地時間)、このような予測を発表した。 2011年のスマートフォン出荷台数は前年の3億340万台から約48%増の4億5000万台以上になると予測する。さらに、スマートフォン市場の成長率は携帯電話市場全体の成長率の4倍になるという。 2010年に2位まで上昇したAndroidは、多数の端末メーカーがより広いユーザー層向けのライン

    IDC、世界スマートフォン市場で「2015年にはWindows PhoneがAndroidに次ぐ2位に」と予測
  • 10年後では遅い――アジア進出を図るECナビの狙い

    価格比較サイトを運営するECナビは、ほぼ100%中国人消費者をターゲットにしているという高級ホテル専門オークションサイト「慢慢走」を2007年から運営している。現在、同社の海外売上比率は1%未満だが、将来的には50%を目指すという宇佐美進典社長に、アジア戦略について聞いた。 ITmedia 中国およびベトナムで事業展開していますが、海外に出ようとする動機は何ですか。現在のビジネスの状況と絡めて教えてください。 宇佐美 広告売り上げは9月に底を打ちました。「巣ごもり消費」といわれる中でネット通販が伸びていることに伴い、価格比較サイト「ECナビ」のページビューも昨年対比30%伸びています。「1円でも安く買いたい」という消費者の思いは強いです。 海外でのビジネスについては、人口減少を迎える日では必須と考えています。現在は海外売上比率は1%未満ですが、10年後には50%にもっていく必要があります

    10年後では遅い――アジア進出を図るECナビの狙い
    thsp
    thsp 2011/04/19
  • 後発なのに大ヒット 携帯ブログ「DECOLOG」がつかんだ“女心”

    07年にスタートした携帯ブログ「DECOLOG」は、デコメ素材で簡単にページを装飾でき、エロい広告もゼロ。おしゃれさやかわいさを追求している点が若い女性に支持され、月間60億PVを稼ぎ出す。 携帯電話向けブログサービス「DECOLOG」が、10代後半~20代の女性に支持され、月間60億ページビュー(PV)以上を稼ぐ人気となっている。月間ユニークユーザーは800万人。アクセスランキング上位のブロガーは、街で声をかけられたり、握手や写真を求められるほどの知名度という。 デコメ素材や写真を使ってユーザーがページをデコレーションできるのが特徴。出会い系やアダルト、コンプレックス商材の広告を掲載しないなど“健全さ”も売りだ。2007年2月にオープンし、当初はまったく流行らなかったが、08年4月ごろから口コミで広まり始めた。 ランチの感想に友達とのプリクラ、恋人のグチ――DECOLOGには若い女性の日

    後発なのに大ヒット 携帯ブログ「DECOLOG」がつかんだ“女心”
  • 「ブログ感覚で作れる電子書籍」の快進撃~「パブー」吉田氏に聞く(前編)

    ブログ感覚で電子書籍を作成でき、そのままオンラインで販売までできてしまうpaperboy&co.のサービス「パブー」。最近ではプロ作家の利用も増えるなど、成長著しいが、その企画当初から今日に至るまでのエピソードを、同社の取締役副社長で、パブーの責任者を務める吉田健吾氏が明かした。 ブログ感覚で電子書籍を作成でき、そのままオンラインで販売までできてしまうpaperboy&co.のサービス「パブー」。iPadの国内発売から1カ月後の2010年6月にスタートした同サービスは、現在までに6000冊を超える電子書籍が登録され、さらに最近ではプロ作家の利用も増えるなど、運営側も当初想定していなかった動きを見せ始めている。 実はこのサービス、決してiPadの発売に合わせて開発がスタートしたわけではなく、社内で企画が出されたのはその1年前、2009年の春にさかのぼる。企画当初から今日に至るまでのエピソード

    「ブログ感覚で作れる電子書籍」の快進撃~「パブー」吉田氏に聞く(前編)
  • 「たいへんな所に来ちゃった」 はてなからグリーに移った伊藤直也さんに聞く

    「たいへんな所に来ちゃったな」――はてなを辞め、グリーに入社してから1週間。伊藤直也さんはこう漏らす。グリーの動きの速さに驚き、追いつくのに必死という。 ニフティで「ココログ」を開発し、04年、はてな転職。05年、ヒットサービス「はてなブックマーク」を生み出し、CTOとしてはてな技術を統括してきた。 はてな技術の代名詞でもあった伊藤さんは、なぜこのタイミングでグリーに移ったのか。グリーは伊藤さんに、何を期待しているのか。伊藤さんと、グリーの田中良和社長に聞いた。 モチベーションが保てなくなっていた ――なぜはてなを辞めたのですか。 伊藤 いろんなことが重なって、環境を変えてみようと思っていた。 はてなにはスタートアップのころから6年いて、40~50人の会社に成長した。はてなは、(社長が)アメリカに行ってみたりなど遠回りする会社。自分が思い描いていたベンチャーのスピードより、成長が遅か

    「たいへんな所に来ちゃった」 はてなからグリーに移った伊藤直也さんに聞く
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    thsp 2010/09/07
  • 「ソーシャルゲームは生き物」 「怪盗ロワイヤル」大ヒットの裏側

    「面白くない」「よく分からん」――ディー・エヌ・エー(DeNA)の稼ぎ頭となっているソーシャルゲーム「怪盗ロワイヤル」開発中、社内で散々な評価を受けたという。改善を重ね、公開してすぐ大ヒット。今も盛り上がり続け、DeNAの屋台骨を支える柱の1つになっている。 ユーザーを引き付けるためには「ゲーム質を最初の5分で見せる」、課金率を高めるには「適切な位置に人参をぶら下げる」など、開発・運用で培ってきたヒットのノウハウを、DeNAの大塚剛司プラットフォーム統括部長が9月2日、ゲーム開発者向けイベント「CEDEC 2010」で明かした。 「ほとんどゲームに触ってこなかった」が…… 怪盗ロワイヤルは、プレイヤーが怪盗団のリーダーとなり、ほかのユーザーにバトルを仕掛けて、お宝を盗むゲーム。バトルに勝つためには、ミッションを実行し、レベルを上げる必要がある。 昨年10月にモバゲータウンで正式リリース

    「ソーシャルゲームは生き物」 「怪盗ロワイヤル」大ヒットの裏側
  • 「パチンコのような単純さ」で1000万ユーザー獲得 グリー田中社長が語るヒットの極意

    「パチンコのような単純さ」で1000万ユーザー獲得 グリー田中社長が語るヒットの極意:CEDEC 2010(1/2 ページ) 携帯電話向けソーシャルゲームが盛り上がっており、GREEの「釣り★スタ」のように1000万ユーザーにプレイされるゲームもある。1000万規模のヒットを狙うにはどうすればいいのか。ゲーム開発者向けイベント「CEDEC 2010」のパネルディスカッションで、グリーの田中良和社長は、パチンコやテレビのような“単純さ”が必要と説いた。 田中社長は、GREEゲームを提供するスクウェア・エニックス・ホールディングスの原口洋一専務、芸者東京エンターテインメント(GTE)の田中泰生社長ととともに、ソーシャルゲームとパッケージゲームの違いなどを語った。モデレーターはエンターブレインの浜村弘一社長が務めた。 「1000万ユーザーいかないとヒットじゃない」 GREEは2125万会員。携

    「パチンコのような単純さ」で1000万ユーザー獲得 グリー田中社長が語るヒットの極意
  • 「ヤフーにいては、動けない」 50万ユーザーのmixiアプリ「ぼくのレストラン」の挑戦

    設立半年のベンチャー企業によるmixiアプリ「ぼくのレストラン」が、2週間で50万ユーザーを突破した。ただ遊ぶだけでなく、料理に関する豆知識や実際のレストラン情報を共有する機能もあり、「プレイヤーの生活も豊かにしたい」という開発者の思いがこもっている。 開発したのは、公文善之さん(34)と安徳孝平さん(38)が6月に創業したSynphonie (シンフォニー)だ。2人とも4月にヤフーを辞めたばかり。「ヤフーと勝負できる会社を作りたい。そうでないと残してきた人たちにも失礼」と、公文さんは決意を述べる。 このままでは世の中の動きに付いていけない 2人はヤフーでともに「Yahoo!モバイル」の立ち上げに関わり、公文さんは「Yahoo!グルメ」「Yahoo!みんなの検定」などにも携わってきた。それ以前は2人とも、あるITベンチャーに立ち上げから参画。その企業がヤフーに吸収合併されたことに伴い、ヤ

    「ヤフーにいては、動けない」 50万ユーザーのmixiアプリ「ぼくのレストラン」の挑戦