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  • 研究フォーラム(欺瞞的コミュニケーション研究会の公式ブログ): 【研究紹介34】自益的な正当化:悪事と道徳(Current Directions in Psychological Science, 2015)

    【研究紹介34】自益的な正当化:悪事と道徳(Current Directions in Psychological Science, 2015) Abstract(ざっくり和訳) “普通の”人の道徳的でない行動は、社会的・個人的に重要な課題を提起している。稿では、道徳に非常に価値を置いている人の意図的な道徳的でない行動に関して急速に拡張している研究を構築し、促進するための自益的な正当化の役割に重点を置いた新しい枠組みを提示したい。人が意図的に道徳的でない違反を行う前後に生じる自益的な正当化は、自分の道徳的な側面に対する脅威を緩和している。この正当化により、道徳を感じつつも悪いことを行える。違反を行う前の正当化は、問題のある行動を申し訳のたつ行動に再定義することによって、自分の道徳的な側面に対して予期される脅威を軽減している。違反を行った後の正当化は、違反を調和するか、軽減する償いによって

    tick2tack
    tick2tack 2018/10/13
    行動前の正当化は、状況の曖昧性、自益的な利他性、道徳のライセンス、が目的。行動後の正当化は、洗浄、罪の告白、道徳的ない行動から距離をとる、が目的。
  • 電話勧誘による詐欺に対する感受性尺度の紹介

    先日、マーキュリー2世さん(@uranus_2)のツイートを拝見していたところ、電話勧誘による詐欺に対する感受性尺度を使用した研究が紹介されていました。研究は2つあります。どちらも縦断的研究です。 「認知症にかかっていない高齢者における詐欺に対する感受性との関係性(Jrounal of Elder Abuse and Neglect, 2014)」 「地域在住の高齢者における詐欺に対する感受性と灰白質の関係性(Brain Imaging and Behavior, 2015」※アブストのみ 尺度の最初の出典がうまく見つけられなかったのですが、アメリカのAARPといった団体で高齢者が電話勧誘による詐欺にひっかかりやすいかどうかを測定する以下の尺度が使用されているそうです。5項目で簡単に回答できるので、紹介いたします。訳に自信がないので、英語も付記しておきます。 【電話勧誘による詐欺に対する感

    電話勧誘による詐欺に対する感受性尺度の紹介
    tick2tack
    tick2tack 2018/04/03
    “電話勧誘による詐欺に対する感受性尺度”/ 65歳以上は標的にされやすいのか
  • 【研究紹介27】女性には笑顔でコミュニケーションした方がよい:文化によらず性別は人の笑顔の誠実性の知覚を修飾する(International Journal of Psychology, in press)

    【研究紹介27】女性には笑顔でコミュニケーションした方がよい:文化によらず性別は人の笑顔の誠実性の知覚を修飾する(International Journal of Psychology, in press) Abstract(ざっくり和訳) 社会的認知研究によると、真顔の人よりも笑顔の人はさまざまなコミュニケーション特性についてより好意的に認知されることが示されている。また、習慣的な笑いに関する性差の研究によると、女性は男性よりも日常的に笑顔を見せることが示されている。そこで、研究では男性よりも女性は笑顔の人をより誠実な人として認知するといった仮説について検証を行った。研究は不確実性の回避(uncertainty avoidance)の程度が異なる7か国で実施した。参加者(女性・男性)は笑顔と真顔の人の写真を見て、その人の誠実性を評価した。真顔の人の誠実性に関して性差は見られなかったが

    【研究紹介27】女性には笑顔でコミュニケーションした方がよい:文化によらず性別は人の笑顔の誠実性の知覚を修飾する(International Journal of Psychology, in press)
    tick2tack
    tick2tack 2018/01/15
    “女性は真顔の人よりも笑顔の人の誠実性を高く評価する””男性は文化によって笑顔の効果がなくなります” 中国と南アフリカでは効果あり。欧州や南米はなし
  • 【研究紹介10】印象操作(“嘘”)尺度は対人的な自己統制と関連があり、欺瞞とは関連していない(Journal of Personality, 2014)

    【研究紹介10】印象操作(“嘘”)尺度は対人的な自己統制と関連があり、欺瞞とは関連していない(Journal of Personality, 2014) Abstract(ざっくり和訳) 研究では、社会的望ましさを測定するための印象操作尺度(「嘘尺度」であるバランス型社会的望ましさ反応尺度の下位尺度)の妥当性を検証し、この尺度が実際には自己統制に関する特性を測定していることを示した。また、バランス型社会的望ましさ反応尺度のもう一つの下位尺度である自己欺瞞尺度と比較を行い、この尺度が嘘尺度として妥当であることを示した。実験1(参加者99人)では、実際の自己と理想的な自己を想定して、これらの尺度に回答した。実際の自己と理想的な自己の評価には高い相関が見られる場合は、嘘尺度として妥当でない可能性がある。その結果、印象操作尺度にはある程度の相関が見られたが、自己欺瞞尺度には相関が見られなかった。

    tick2tack
    tick2tack 2018/01/13
    “印象操作(“嘘”)尺度は対人的な自己統制と関連” 嘘の尺度としては自己欺瞞尺度が妥当と。へー
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