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ブックマーク / blogmag.ascii.jp (11)

  • 遠藤諭の東京カレー日記: ハンズフリー・フォンの歴史

  • 遠藤諭の東京カレー日記: 若松通商のヒミツ

    若松通商といえば、知らない人は「秋葉原はモグリ」といわれるお店ですよね。丹青通商、秋月電子通商、湘南通商、千石電商、日米商事、多通商……秋葉原の電子部品屋さんです。最近のカタカナのお店の名前と違って、風情がありますよね。国際ラジオ、福永電業、信越電機、アキバ商会、私が、いちばん好きな名前といえば、東京抵抗社ですけどね。そうした中でも、若松通商といえばコンピュータ系の人たちにもなじみ深いお店。現在は、末広町の交差点の近くにあります。ところが、下の写真を見てください。 若松通商と看板にあるんですけど、これは秋葉原ではないんです。実は、昨日の日記で書いたパソコン甲子園で訪れた会津若松の駅からほど近いところにある「若松通商」。第一日目のプログラミング部門が終わって、『プログラムはなぜ動くのか?』の著者矢沢久雄さんやクリエイターの檜山巽さんや、取材のメディア系のYさんなど、「軽く行きますか?」と

  • 遠藤諭の東京カレー日記: HINATA-YA

    裏神保町。というか、駿河台下。『東京人』のKさんに教えてもらった。富士見坂にある「HINATA-YA」というカフェである。「カレーもあるので行ってみてください」と言われたのだが、問題はエレベーターだった。 どうなっているかというと、トビラは手動の引き戸になっている。自動でないので「到着」のランプが点くのを待つ。めでたくランプが点いたらお腹に力を入れて開けましょう。カーゴ側は、XXXが並んだ折りたたみ式の格子戸になっている。ちょうど身の丈以上もあるウルトラハンドを扱う感覚で、斜めについたハンドルをグイっとやって開けて入る。 もっとも、この手のエレベーターは、香港では割りとよく見かけるタイプのものである。XX式の格子戸は、『Mr.BOO!』とかで見た人もいるでしょう。香港で私が体験したことがあるのは、ドアを開けたらカーゴが来てなくて奈落の底まで繋がっているという奴。 そんなちょっとした冒

  • とりあえず撮っておけ - コデラノブログ 3

    写真を撮ることは好きなのだが、街の雑感のようなものを撮るのが苦手だ。 元々自分で撮影を始めたのは、ビデオ編集用の合成素材をライブラリ的に撮っていたのが最初である。それからレビューとして撮影するようにもなったが、なにせメディアに載せる映像なので、プライバシーに関わる要素を極力排除し、アングルなども含め、Anonymous的に撮影することを常に念頭に念頭に置いている。 どうもそういうものばかり撮っていたから、身近な町並みや家並みといったものに対峙すると、どう撮っていいのかわからなくなってしまったようだ。あんまり正直に撮ると、なんだか不動産屋の物件写真みたいなことになって、自分でイヤになってしまう。 でも、撮っておけば良かったなという思いは、潜在的にはある。同じ町に10年も暮らしていると、建物や駅前の様子が変わったりする。商売が入れ替わったりすると、「あれ? 前は何屋さんだったっけ?」と思うのだ

  • アキバガード下と東急ハンズの間にある越えられない壁 - コデラノブログ 3

    秋葉原駅高架下にある秋葉原ラジオセンターは、僕が東京に出てきた27年前から今も、同じようなたたずまいで存在している。僕にとってはまさにあそこが秋葉原を体現しているようなもので、よく電機部品や線材、工具などを買いに行ったものである。道具箱に入っている工具のほとんどは、あの界隈で買ったものだ。今でも用がないのに、駅から中央通りに出るときに、あの小さな路地のような界隈を抜けて出ることがある。 変わらないことがいいこと、というのは、我々の勝手な妄想だろう。現状のままでは、あの界隈はあと10年保たないと思う。それは建物の老朽化という意味ではなく、存在意義という意味で、である。 例えば今、小さな電気部品をバラで買う必要のあるような人が、世の中にどれだけいるのか。昔あのような部品屋台が繁盛したのは、電気工作が盛んな時代であったり、ちょっとした機械ならば自分で作ってしまうような器用な人たちが居たからである

  • 過去の業績にまで罪を問う愚 - コデラノブログ 3

    ミュージシャンの鈴木茂氏が大麻取締法違反容疑で現行犯逮捕されたことを受けて、過去に参加した複数の作品が発売停止になるそうである。CDだけでなく、音楽配信も停止されている。 たしか以前、Napsterで「風街ろまん」が配信されていたのを聴いた覚えがあるのだが、今探したらすでに見つからなくなっていた。 一体なんのために販売を自粛するのだろうか。確かに犯罪を犯したことでアルバムの売り上げが伸びるのであれば、プロモーションのために犯罪を犯す者も出るかもしれないし、それは社会的に好ましい状況とは言えない。しかしそんなことを意図せぬ過去の作品まで、逮捕によって汚れたとでも言うのだろうか。 こういうのは「禊ぎ」でもなんでもないし、コンプライアンスともまた違うものではないかと思う。権利者団体はこのような行き過ぎた自粛行為にこそ、文化の冒涜として異議を唱えるべきである。

  • 地デジの真実 - コデラノブログ 3

    ちょっと前のニュースで恐縮だが、民放連が調査した地デジ世帯普及状況調査は、総務省の調査とは違って、妙にリアリティのある数字が出てきている。 今回の調査では、年収別での普及率が出ているのもユニークだ。確かに収入と大型テレビ普及率はリンクして当然であり、それが地デジの世帯普及ともまたリンクしている状況が確認できた。 また持ち家、分譲マンションなど、家屋が自分の所有であるか、賃貸であるかの比率も、年収の格差とともに、借家だから設備が自分で更新できないというジレンマも浮き彫りにしている。 とくにアンテナの問題を改めて指摘したのは重要だ。筆者宅も戸建ての借家であるが、昨年末に入居したときには、アナログの倒れかかったアンテナは役に立っておらず、アナログのCATV回線が入っているのみであった。 大家さんに交渉して、自費で地デジとBSアンテナを設置したが、両方合わせて設置工事費も含め、7万円ほどかかってい

  • 勉強は続く - コデラノブログ 3

    最近、携帯電話のことを勉強し続けている。勉強といっても、携帯の機能とか料金プランとかそういうことではなく、携帯電話が社会に与える影響とか、子供の精神に与える影響とか、そういうことである。 から聞く話も、勉強になる。うちは2人の子供の歳がちょうど10歳離れている。したがって、上の子供のおかあさんたちと、10年後の今どきのこどものおかあさんと、両方のコミュニティに参加しているわけである。 そういえば以前、僕がPTAのことを知らないと非難したブログがあったが、それは僕自身がPTA役員などで参加したことがないというだけのことで、は上下の子供の学校でPTA役員をやっている。上の子の小学校時代は、子供会の会長も務めた。僕は僕で、教科書プロジェクトのヒアリングで学校の先生に会いに行ったりしている。学校や地域コミュニティには、比較的参加しているほうだろうと思う。 話が脱線したが、の話によれば、おかあ

  • 知らないなら黙ってればいいのに - コデラノブログ 3

    以前のエントリで、「いつまでも従来の新聞のような『責任なき批判』では済まないだろう」と書いた。そして新聞は今も、責任なき批判どころか、問題そのものがわかっていない情報を出し続けている。 日付の読売新聞の社説に、「ダビング10 メーカーの頑固さ、なぜ?」という記事がある。一応リンクも張っておくが、読売新聞はタイトルで検索すれば1年間は探せるようなので、あとで来た人は読売新聞のサイト検索を使って探して欲しい。 文を読めばおわかりだと思うが、この記事を書いた人は、この問題をまったくウォッチしておらず、場当たり的に先日の録画録音小委員会に行っただけ、ということがわかる。要約すれば、「お上が決めたルールに従わないバカメーカー」という程度の認識である。問題の経緯を知っていれば、このような結論になるはずがない。 「問題があるなら、どうすればいいか。はっきり主張して制度作りに協力すべきだ。」 この一文

  • アキバという街 - コデラノブログ 3

  • なめられたものよのう - コデラノブログ 3

    日経BPネットに、こんな記事が出ていた。 ハイビジョン月面画像をネット公開しなかったNHK これもまた著作権関係で、NHKがやらかしちゃった事例となるのだろうか。NHKのカメラが撮った映像は、NHKに著作権が発生することは道理がある。だが著作権とはそもそも著作物で商売するときのルールを定めたものなので、そもそもNHKはJAXAに学術的な目的のために技術協力したわけではなく、エンターテイメント映像が欲しかったから協力した、ということにならないだろうか。 サイエンスが十分エンターテイメントとなることは認めるが、ネットだけに公開を拒否するというところがよくわからない。ネットはそれほど差別を受けなければならないインフラなのだろうか。 ところがカナダのディスカバリーチャンネルでは、この映像がネットユーザー向けに公開されている。提供元はもちろんNHKである。ただし、ディスカバリーチャンネルのサイト自体

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