アライド・ブレインズは14日、東京23区の区立図書館Webサイトを対象に、アクセシビリティ・ユーザビリティの観点からサイト品質を調査した結果を公表した。 同社では、2006年より独自開発したWebサイト品質解析プログラム「CRONOS2」を用いて公共機関Webサイトの全ページファイル解析を行う「A.A.O.Webサイトクオリティ実態調査」を実施している。今回対象となったのは、東京23区の区立図書館Webサイトのうち独自ドメインを取得している16サイト。調査期間は6月2日~2010年6月3日。 各サイトのアクセシビリティ対応状況を5段階で評価したところ、全体的に各区の公式Webサイトよりも到達レベルが低い団体が多く、調査対象とした16団体のうち半数以上(10団体)のWebサイトがアクセシビリティ対応不十分と考えられるDレベル以下という結果だったという。特に構造化対応の遅れが目立ち、Webサイ