この一週間、ドル円は激しい動きを見せています。 始まりは、11・12日の米指標発表に合わせた日本当局による5兆円近くと推定される為替介入からです。 それ以降も、暗殺未遂事件から、大統領再選を有望視されているトランプ氏のドル高・円安に対する発言や、河野大臣の日銀に政策金利引き上げを求める発言もあり、一時は155円台まで進みました。 今後のドル円の方向は、全く読めません。 日米金利差縮小や、その思惑により円高方向に進むのか。日銀が利上げを見送る可能性や(個人的には、日銀は利上げはしたくないと考えています)、民主党候補者(バイデン氏とは限りません)がトランプ氏に勝利する可能性、日本による円売り需要から(個人投資家、米デジタル支出など)現在の水準を維持、もしくは更なる円安に進むのか。 個人資産と投資の考え方 今回の円高と株安で、一時期3300万円近くまで膨らんだ個人資産も200万円近く下落しました