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2009年4月9日のブックマーク (4件)

  • 疑似科学批判・批判の補足 - mzsmsの雑記

    こういう状況を想像してみてください。 ある疑似科学的な主張が社会に流布し、信じこむ人がいて、効果のない医療方針によって疾病を悪化させる人が大勢でたとか、何か不都合なことが起きた。科学者が「疑似科学だ」と批判したところ、その主張者は「私たちは『科学的だ』と主張しているわけではない。これは非科学的ではあるけども、真理だ」と反駁した。そして、その主張を信じ込む人は減らず、やはり疾病を悪化させる人が減らないなど、不都合なことは継続したままである。 このとき、疑似科学批判は、何ができるのでしょうか? 主張者が非科学的であることを認めたから、それで満足なのでしょうか? もし、そうであるならば、疑似科学批判は社会の人々の不利益についてよりも、「科学」という名称の使い方、「科学」という縄張りについて関心があったのだといわれてもしかたないでしょう。 そうではなく、「彼らは、自ら『非科学的』だといっているが、

    疑似科学批判・批判の補足 - mzsmsの雑記
    tikani_nemuru_M
    tikani_nemuru_M 2009/04/09
    コメントにも書いたが、例え話自体が破綻しているので、この議論に意味がない
  • 機能性低血糖症の疾患概念はグレー - NATROMのブログ

    血糖値の異常な変動が精神的・身体的症状と関連するという主張がある。■20年来のつらさがほぼ消えたことについてにて体験談が述べられている。糖尿病治療薬やインスリノーマ(インスリン分泌腫瘍)などによる通常の低血糖症と区別するために、ここではこうした主張に関連する低血糖症のことを機能性低血糖症と呼ぶ(反応性低血糖症とされていることもある)。まず注意すべきは、通常の低血糖症と、機能性低血糖症は異なる疾患概念であることだ。 通常の低血糖症はよく見る。症状は、軽症であれば、手の震え、眠気、発汗、動悸などで、重症では昏睡に陥る。治療はブドウ糖の内服や静脈注射を行い、通常は治療に速やかに反応する。■低血糖(メルクマニュアル)や、■低血糖症(goo ヘルスケア)で述べられているのは、通常の低血糖症のことを指す。私の知る限りにおいて、通常の低血糖症を起こす人たちが、キレやすくなったり、うつ病になりやすかったり

    機能性低血糖症の疾患概念はグレー - NATROMのブログ
    tikani_nemuru_M
    tikani_nemuru_M 2009/04/09
    やっぱりね
  • かがくきょー - Interdisciplinary

    少なくともこの言葉を使うと、「なにかの質をうまいこと云い表した」ような気分にはなれるようです。 問題なのは、そこで云い表した(と思っている)ことを「質」として、そのあとの議論を組み立ててしまいがちになることだと思います。この言葉を使って、この言葉が含みうるニュアンスを所与のものすることで、来なにを云いたかったのか、自分の論旨はほんとうはなんなのか、と云うことが自分でよくわからなくなったり、気付かないうちにぜんぜん違う方向に思考を組み立てる結果になったり。 まぁレッテル貼り、と云う行為の持つ一般的な危険性のお話ですけど。 例えば「ニセ科学」と云う言葉も同じような危うさははらんでいるわけで、だからこの言葉の持つ意味合いやニュアンスについて継続的に考えていくことが必要になるわけですよね。

    かがくきょー - Interdisciplinary
  • いじめの構造 - on the ground

    いじめの構造―なぜ人が怪物になるのか (講談社現代新書) 作者: 内藤朝雄出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/03/19メディア: 新書購入: 37人 クリック: 550回この商品を含むブログ (71件) を見る なぜいじめが起こり、エスカレートするのかについてのメカニズムを理論的に解き明かした良書。著者独自の概念が頻出することもあり、一般読者向けとしては歯応えのある方だが、内容はとても刺激的。 個人や集団の心理や行動が物理的・制度的な環境によって多分に構築されることを豊富な事例とともに解説しながら、「生態学的設計主義」の善用によっていじめを防圧することが可能であると説く。 狭義のいじめ研究を踏み越えて、教育制度全体の再設計や集団一般の全体主義的暴走のメカニズム解明にまで進んでおり、その射程は広い。提案されている個別の施策については吟味の余地があるとしても、著者の個人史にも踏み込

    いじめの構造 - on the ground