http://fukudat.sfc.keio.ac.jp/kannkaku/index.html 人間は感覚を通して、外界からの情報を受容しています。それ故、人間の感覚について理解することは、人間の機能との整合がとれた、安全かつ快適な環境を構築する上で欠かせない要件となります。また、これまで人間は、身体機能を科学技術によって拡大させてきましたが、これも人間の感覚機能と深く結びついています。 本授業では、人間を「情報系」として捉え、人間が外界からの情報を、視覚および聴覚によってどのように取り入れているかについて学びます。主な対象を心理的な側面に置き、生理的な側面については必要最小限触れる程度にとどめることとします。 「感覚の生理と心理」は、人間の感覚について理解するだけでなく、本授業から得た知識をもとに、環境と人間の感覚特性に関わる問題について、問題発見・解決できるセンスを養うことを最大の