SuperColliderはプログラミング言語だ。プログラミングとは「何をさせたいかをコンピュータに正しく教えること」[ダニエル・ヒリス『思考する機械 コンピュータ』p.81]である。また、SuperCollider言語はオブジェクト指向言語である。全てはオブジェクト(=物)単位で記述する。SynthDef(シンセ定義)機能は、コンピュータに(正確にはSuperColliderのサーバに)どんな音を出したら良いのかを教えるための機能で、一度コンピュータに教えた音はその音に付けた名前で何回でも、いくつでも呼び出すことが出来る。 呼び出された音をsynthと言う。これは一般的なプログラミング用語で言うインスタンスにあたる。SuperColliderプログラミングの基礎とオブジェクト指向言語についてはまた整理して書こうと思うが、tn8氏のサイトに日本語の分かりやすい説明がある。 ではシンセ定義の