(CNN) 米全土で7月としては記録的な猛暑が続き、熱中症とみられる死者が続出している。猛暑は今後も続く見通しで、死者がさらに増える可能性もある。 この夏の気温は北東部のメーン州から西部のカリフォルニア州まで、全米の約100都市で観測史上最高を記録した。7月に熱中症の疑いで死亡した人は少なくとも37人に上っており、実際の数はそれより多いと思われる。 前例のない記録的な猛暑が長期間にわたって続く西部では特に死者が多く、カリフォルニア州サンタクララ郡だけで少なくとも19人の死亡について、猛暑が関係したとみられている。 サンタクララ郡で熱中症で死亡したとみられる人のうち少なくとも3人は住居がなく、適切な冷房を使用できなかった。9人は65歳以上だった。 テキサス州南東部では少なくとも1人が死亡した。同地はハリケーン「ベリル」の影響で、今も100万人以上が4日目となる停電に見舞われている。発電機を不