【この記事は、2006年4月19日付で米ブログメディア「Lifehacker」に掲載された記事を翻訳したものです。】 特別なハードやソフトを使わずに修士論文をバックアップしておく方法はないかしら――。義理の妹からそう聞かれ、しばし考えてしまった。 「自分にメールしておきなさい」。結局はこう答えた。 直しが頻繁に入る重要な文書を自分宛にメールしておくのは、付け焼き刃的ではあるが効率のいいバックアップ方法だ。ことにGmailやYahoo! MailのようなWebベースの電子メールソリューションを使っている人にとっては。何カ月もかかって作り上げるWord文書を自分に定期的にメールすることで、妹はそれをオフサイトに(万が一、HDDの故障、盗難、火災、洪水が起きたとしても)保管しておける。また、徐々に修正が加わるドキュメントの各バージョンの控えを、自分のメール受信箱に残しておける。筆者も、凝った自動
Something went wrong, but don’t fret — let’s give it another shot.
コスト削減に向け、今こそ真剣に取り組みたい文書の電子化:紙文書と電子文書のシームレスな環境が鍵を握る オフィスのIT活用がすすむ中、紙文書はいまだに多くの企業で氾濫している。紙文書の増大は大きなコスト要因となり、業務効率の低下にもつながるだろう。今の企業には、文書を上手に管理し、コストを削減することが求められる。 情報は企業にとって重要な資産の一つ。ITの普及で、企業で取り扱われる情報量は飛躍的に増加した。その結果、多くのオフィスで、紙文書と電子文書が混在し氾濫するという事態が見られる。文書の氾濫はさまざまな弊害をもたらすが、特に紙の使用にかかるコスト負担は大きな問題だ。紙文書を適切に管理できないオフィスでは、慢性的に無駄な経費を使い続けている可能性があるといえよう。 紙文書には多くのコスト要因があるが、これを削減するには、紙の特性を踏まえた上で紙文書を削減し、電子文書として活用できる環境
組織の人材育成力の低下が激しい。背景には雇用形態や人材の多様化、上下関係の流動化などさまざまな原因があるが・・・・・・。リーダーに求められる人材育成能力とは? 「企業は人なり」と言われる。リーダーにとって企業を支える人材を継続的に育てることは大きな役割の1つだが、組織の人材育成力の低下が激しい。背景には雇用形態や人材の多様化、上下関係の流動化などさまざまな原因があるというが、変化の激しい時代の中で、リーダーはどう部下を育てていけばよいのだろうか? 1月24日、早稲田大学でエグゼクティブリーダーズフォーラムが開催され、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科の高橋俊介教授が講演した。同氏は『キャリアショック』の著書などで知られ、人事組織コンサルティング会社のワイアット(現ワトソンワイアット)の社長を務めた経験を持つ。 高橋教授によると、人の成長は内なる動機(ドライブ)に気づいたときから始まると
ケータイを発想のための文具にする──というところから、別の発想もふくらんだ。例えば「会議でホワイトボードに書かれた内容を、みんなケータイのカメラで撮影して持ち帰っている。これもポケディアに送りたい。添付画像の管理も必須だよね、という議論をした」(万木氏)。フォーマットは携帯で撮ったままだが、動画ファイルもサーバに保存できるのだという。 メールで発想のヒントを送り返してくれる ちょいメモでメモをすると、アイデアのヒントとなるメールが返信されてくる。このメールに返事を書くことで、さらにアイデアがふくらんでいく仕組みだ。 「ヒントとなる返信メールは現在100種類。当初、元のメールをテキストマイニングするとか、関連する要素をネットから引っ張ってきて見せるなども検討したが、敢えてランダムな内容を返すことで、全く違う切り口のアイデアをふくらませられるようにした。今後ヒントとなるメールの数は順次増やして
新しいプロジェクトを立ち上げたり、困難な案件を乗り越えたりするために必要な創造性やアイデア。なかなか出てこないアイデアを生み出す方法など、創造性を高めるさまざまな方法を紹介していく。 創造性を高めるためには、一言でいうと“リソースフル”な状態になることが大事です。 “資源”という意味の“リソース”と、“リソースフル”というのは全然違う意味です。リソースの場合、資金がある、道具がある、人材がある……というように、外にものがあることを「リソースがある」といいます。逆に、スタッフがいない、資金もない、何もない、というのはリソースがない状態です。リソースがないとキツイですよね。 このように、リソースは外側にあるものなので、その有無に影響されます。必要なものだし悪いわけではありませんが、創造性を発揮するにはリソースに頼るのではなく、自分自身が“リソースフル”になることが大事です。 何でもリソースに変
「取扱説明書ファイル」などのファイリング製品で有名なキングジム。社内には、ファイルを使った整理術を研究する「ファイリング研究室」が設けられている。この物語は、キングジムファイリング研究室で室長を務める矢次信一郎さんが、雑然としたデスクをたちまちのうちにキレイするべく、時に優しく、時に厳しくコンサルティングする物語である――。 紙の書類が多いNPO さて、前回に続く「乱雑デスクのビフォーアフター」のターゲットは、NPOの「シーズ(市民活動を支える制度をつくる会)」だ(2006年11月の記事参照)。 シーズは1994年に設立したNPOで、その名の通りNPOが活動しやすいような環境作りを主に行っている。いわば「NPOのためのNPO」なのである。例えば、市民団体が簡単に法人格を取得できるようにNPO法の創設を与野党に働きかけたり、NPOに対する税制の優遇措置などを訴えてきた。現在は「ファンドレイジ
読書家が多いであろうBiz.IDの読者諸兄は、読書中「ここにはいいことが書いてある!」と思ったときにどうしているだろうか。実践的な読書法を5つ紹介しよう。 本文の脇に線を引く 斎藤孝氏の「3色ボールペンで読む日本語」に代表されるように、本を読みながら筆者の趣旨が凝縮されているところ、読み手が面白いと思ったところなどに線を引いていく方法はポピュラー。3色ボールペンほどマジメにやらなくても、これぞと思ったところに線を引いていくだけで、頭への入り方が違う。 しかし問題もある。まずペンを持っていなくてはいけないこと。風呂に浸かりながら読書をしようというときに、赤ペンを忘れずにもっていくことは難しい。さらに本を左手で持って、右手で線を引かなくてはいけないわけで、満員の通勤電車の中で本を読みながら、周りに睨まれつつ、線を引くのは相当な芸当である。 さらに何より、知人や図書館などで借りた本には適用できな
セキュリティ対策ってなんだか面倒くさいし、技術部などの専門部署に任せておけばいいんじゃない? 本当のセキュリティ対策は、技術部だけでがんばっても限界がある。個人からボトムアップしていくセキュリティ対策の重要性をもう一度考えてみよう。 セキュリティ対策ってなんだか面倒くさいし、技術部とかの専門部署に任せておけばいいんじゃない? 本当のセキュリティ対策は、社員各人の総合力が問われる。技術部だけでがんばっても限界があるのだ。個人からボトムアップしていくセキュリティ対策の重要性をもう一度考えてみよう。まずは、メデア商事株式会社の営業部3課の新人・小林ケンタと、先輩・高柳ワタルの会話から──。 小林 顧客情報がインターネットに流出した件、今日も記事になってましたね。 高柳 そうみたいだな。担当するシステム管理者は大変だろう……。 小林 うちは大丈夫ですよね。 高柳 おいおい。他人任せなことを言うなよ
プレゼンの最中、「ここが重要なんです!」と言いたいときに限ってレーザーポインターはなし。プロジェクタでもディスプレイでも使える、Windows標準機能とは。 PowerPointなどでプレゼンを行っているときに、「ここがポイントなんです!」とスライドの一部を強調したいときはないだろうか。 普通は、資料作りのときに「この文字が拡大される」「この部分が大きくなる」──など強調すべきポイントにアニメーションを付ける。またはプレゼンの最中に、レーザーポインタなどで強調すべきところを指し示したりもする。 しかしどちらの用意もなくても、簡単にスライド上のポイントに注目させる方法がある。 まずはプレゼンを行うマシンのコントロールパネルから、「マウス」を開き「ポインタオプション」のタブから、「Ctrlキーを押すとポインタの位置を表示する」にチェックを入れる。そしてプレゼンの最中に強調したい部分にマウスカー
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