日本の組織の掲示板を見ていてしばしば出くわすのが、通達による指示のなかに手順ややり方までを全て盛り込んでしまっているもの。実はこれが曲者で、こういう情報は後から探すときに非常に見つかりにくい。 なぜなら手順ややり方といった情報は再利用することが多く、また必要な時にプルして使うストック型の情報だから、通常人は直観的に手続き集やマニュアルといったストック系の保管箱を検索してしまう。仮に通達に出ていたはずだと思い出しても、通達の場合何度も繰り返し出されている事が多く、そうなるとどれが最新なのか、あるいは今見ている情報が最新のものなのかが判らない。 これを回避するためには、出し手側で手順ややり方といったストック情報部分とそれを指示する部分を分割してあげることが大切だ。通達には、「誰に」「何時までに」「何を」して欲しいかを書き、手順ややり方は別途マニュアルなどストック系情報の保管場所に保管してリンク