Microsoft Security Response Center(MSRC)は2019年9月30日(米国時間)、Microsoft社内におけるRust言語の採用事例を発表した。 「Azure IoT Edge」のセキュリティデーモンコンポーネントを実装するプログラミング言語として「Rust」を選択した背景と、実装過程で分かったメリットと課題が分かる。 Azure IoT Edgeは、MicrosoftのAzure IoTチームが手掛けるオープンソースのクロスプラットフォームソフトウェアプロジェクト。プロジェクトの目的は、クラウドからオンプレミスネットワーク内のエッジへとコンピューティング機能の分散を進め、管理する上での問題解決だ。 Azure IoT Edgeのセキュリティデーモンは、Azure IoT Edgeランタイムを起動(ブートストラップ)する。さらに、Azure IoTランタ
![Rust言語のメリットと課題、「Azure IoT Edge」の事例から分かること](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/69ae0928e7b2a2a474c3148684c6e393c640c376/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fait%2Farticles%2F1910%2F02%2Fcover_news094.png)