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ブックマーク / yaneurao.hatenadiary.com (9)

  • ドワンゴの川上会長に聞くべきだった『経営はなぜクソゲーなのか?』 - やねうらおブログ(移転しました)

    昨日、ドワンゴの川上会長と2時間ほど対談をさせていただく機会があった。 4Gamer.netの『ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!』という企画である。 対談自体はいろいろ裏話が出て、のちにWikipediaにそのまま転記されると思われるような内容も多数あった。 例えば、初期のニコニコ動画においては運営はアニメなどの動画投稿(明らかな著作権違反)に対してもほとんど取り締まりをやっていなかったわけであるが、これは、BM98に倣い、作者は仕組みを提供するが、曲の提供者がどんな曲をアップするのか(例えそれが著作権違反であろうと)には感知しない、というスタンスを参考にされたとのことだった。 そ、、そうなのか!誰かWikipediaに転記しといてくれ! 「ニコニコ動画は、ワシ(やねうらお)が育てた」って今日から言って回るわー。 ※ 飲み屋でおっさんが「イチローはワシが育てた」と言ってる程度の意味で。

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    tinsep19 2016/06/30
  • ゲームの世界の経済学が現実世界に通用するという話 - やねうらおブログ(移転しました)

    最近、私の会社では年商1,000億円ぐらいの規模の会社の販売管理系のシステムを開発しているのだが、どうもこのシステムの設計意図が私にとってはまさにデジャヴというか、「もうかれこれ10年ぐらい前にこれと同じこと考えてたよなー」と思ったので、そのあたりのことをだらだらと書いてみる。 いま、話を単純化するために店頭販売価格をいくらにすればいいかを決定するシステムを作りたいとしよう。 まず、経済学の教科書によく載っている需要曲線というのは次図のような反比例っぽいグラフである。 経済学の教科書では、これと供給曲線とを重ね合わせて、その交点が均衡価格(市場価格)だと説明がある。 販売する側の視点に立った場合、最適な価格(利益を最大化できる価格)というのは、均衡価格では決してない。そこで、いま供給曲線については考えないことにして、利益を最大化できる価格で売る、とだけ考えよう。 近年、インターネットの価格

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    tinsep19 2015/01/09
  • 棋力と指し手の性質とは何か? - やねうらおブログ(移転しました)

    今回の電王戦第二局、いろいろお騒がせして申し訳ない。明日は、私はこのブログを通じて実況をするつもりだが、将棋ファンの方々には、やはり将棋の内容そのものに目を向けていただきたい。 今回の騒動で、差し替えによって「棋力があがること」「指し手の性質が変わること」を私が事前に知っていたかどうか(私が悪意を持って強いソフトに差し替えようとしたのか)というのを議論の争点としている人が多い。私には自分に悪意がなかったことを証明する手段はないし、そういう視点で私が何かを説明をすることは出来ない。 だから、そのとき私がどのように考えていたかを、ざっと書いておく。 (いま、東京に移動する新幹線のなかなのできちんとした文章になっていなかったら申し訳ない。明日の対局のときにこの話題を引きずって欲しくないので、今日中に書いてしまいたいのだ。) やねうら王2013は、Bonanza(6.0)ベースとは少し違う。Bon

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    tinsep19 2014/03/22
  • 電王戦トーナメント本戦 --- やねうら王 特設ページ - やねうらおブログ(移転しました)

    数々の奇跡が起こり、なんと電王戦予選を4位で通過したので戦の実況中継をこのページでさせていただきます。 前回までの記事) 電王戦 --- 将棋電王トーナメント --- やねうら王特設ページその3 http://d.hatena.ne.jp/yaneurao/20131101#p1 ■ 2013/11/03 9:00 AWAKEとは何物か? やねうら王が次に対戦する予選通過5位のAWAKEとは何物であるか。昨日、ホテルに戻ってから、2chの電王戦スレを軽くチェックしたのだが、AWAKEについて非常に的外れな書き込みが散見された。そこで、私がAWAKEとは何物であるかを簡単に解説する。 いま私はドワンゴの会場からこれを書いていて、対戦のためのテストや準備などもあるのでこれを大急ぎで書いている。文章が粗いのはご容赦願いたい。 まず、AWAKEの作者のプロフィールはこうなっている。 このStoc

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    tinsep19 2013/11/04
  • CodeIQで結城先生が出題されたCrossingが神がかっていた件 - やねうらおブログ(移転しました)

    CodeIQで挑戦者数が400人超えという異例の事態になったCrossingとはどんな問題だったのか。twitterでも恐ろしい勢いで拡散され、最終日に100人を超えるチャレンジがあった、この問題。一体どこにそんな魅力があったのかについて考えてみる。 まず、このように注目されるためには満たすべき条件が二つある。 繁盛する飲店を考えてもわかるように、まず美味しくなければならない。CodeIQで言うと、問題として良問でなければならない。解答後の達成感がなくてはならない。 次に、飲店なら、その店に入ってみようという気にさせなければならない。入りにくそうなお店でも、料理さえ美味しければその後口コミで広がることもあるだろうが、それだと繁盛するまでに時間がかかりすぎる。だからCodeIQで言うと、まず問題を解いてみようという気にさせなければならない。 このどちらが欠けても駄目である。この問題はこの

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    tinsep19 2013/09/04
  • 世間ではプログラマが足りていないらしい - やねうらおブログ(移転しました)

    最近、私のまわりの会社は求人難だと言う。まともなスキルをもっている人は給料の高い会社(いまならソーシャルゲーム系か)に転職してしまうので、もはや求人市場にはカスしか残っていないとその経営者たちは言う。 毎日、毎日、何十人も面接するが、とんでもないレベルの奴らが大挙して押し寄せてくる。プログラミング歴2年とか3年ぐらいの奴ら。純粋にプログラミングの勉強に費やした時間数で言うと500時間とか1000時間とかその程度の。ピアノで言ったらバイエルすら終わってないレベル。そんな奴らがほとんどだと彼らは言う。 ピアノのリサイタルで金取って演奏するのに、バイエルレベルの奴が来たらブーイングの嵐で金返せーって誰でも思うだろう。しかし、IT業界に至っては最近は開発環境が整っているので生産性が高く、そのレベルの人たちでも出来る仕事がなくもない。だからそんな無茶苦茶がまかり通っているのだ。 私は先日、CODE

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    tinsep19 2013/08/12
  • 森田和郎氏、逝去される - やねうらおブログ(移転しました)

    「森田将棋」で有名な森田和郎氏が2012年7月27日に亡くなっていたことが、週刊将棋6月5日号と将棋世界7月号で報じられている。*1 森田将棋と言えばコンピューター将棋の草分け的ソフトで、当時にしてはずいぶんと棋力の高いソフトだった。 私にとっては、森田氏は、リバーシ(オセロ)のプログラムのほうが印象に残っていて、『月刊アスキー』で定期開催されていたオセロリーグに出場し(第4回/1982年)*2、ぶっちぎりで優勝していたことを覚えている。そのあと、第5回、第6回、第7回と4回連続優勝。当時、月刊アスキーの愛読者だった私は、森田和郎の名前を嫌というほど頭に叩きこまれた。 私が思うに、当時、それほどゲーム木探索の技術に差があったわけではないので、結局、森田氏独自の高速化技法と評価関数の手チューンがぶっちぎりで優れていたということになる。 そして、森田氏はその自分の考え(アルゴリズム・アイデア等

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    tinsep19 2013/06/07
    森田氏の精神性がそのあとコンピューター将棋にも受け継がれ、ソースコードの公開(Bonanza、GPS将棋、Blunder等)へと繋がっている。それを思えば、コンピューター将棋史を語る上で、森田氏の名前を欠かすことは出来ない。
  • virtualを「仮想」と訳していいものか - やねうらおブログ(移転しました)

    私は「virtual」を「仮想」と訳すのにすごく抵抗がある。 「virtual」って英語来の意味は、「実質上の」「実際上の」というような意味だ。「表面的にはそうではないが実質的にはこれなんだ」というような時に使う。 「virtual memory」を「仮想記憶」と訳すと「実際は存在しないメモリ」であるかのように思える。現実的に存在しないのなら無くても構わないようにすら思える。確かに物理的には存在しないから実在はしないんだけど、かと言って不要というわけでもなく、「virtual memory」来の意味は「(ユーザーアプリなどが)実際に使うときのメモリ」みたいなニュアンスで「無くても構わないメモリ」とは、ちょうど真逆の意味だ。 「仮想」という言葉が、「存在しない」という否定っぽい語感なのに対して、「virtual」来の意味は「実質上(は、これだ)」という肯定っぽい意味だからどうもギャップ

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    tinsep19
    tinsep19 2010/08/03
    「仮想」と聞くと、かなり前のことですが、日本IBMでシステムズエンジニアをしていた方が「virtualを仮想と誤訳した責任は我々にあります」と反省の弁を述べたことを思い出します。
  • やねうらお―よっちゃんイカ(ry - mixi hacks

    自分のホームページに <img src="http://mixi.jp/show_friend.pl?id=XXXXXX" width=0 height=0> と書いたり、CSSに body { background: url(http://mixi.jp/show_friend.pl?id=XXXXXX); } と書いたりするのが流行っている。 こうすると、そのページにアクセスした人のmixiのIDがわかるのである。mixiでは名を入れていたりすることが多いので、どこの誰のアクセスだかバレてしまう。 このように「ユーザーの意図しないところで勝手にユーザーの情報が送信されてしまって当にいいのか?」と思うのだが、この問題は案外根が深そうだ。

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