自民党の下村博文政調会長が23日に政治信条や政策をまとめた著書を出版する。新型コロナウイルス禍が続く中、国民が「幸福度」を実感できる社会の実現を目指すと強調。緊急事態条項を盛り込む憲法改正も訴えた。安倍晋三前首相も対談で登場しており、党総裁選を見据え、後ろ盾を得たい意図も透ける。 著書は「GDW興国論 幸福度世界一の国へ」と題し、「国内総生産(GDP)至上主義だった経済も、コロナによって待ったなしの変革が求められている」と指摘。幸福度を示す「ウェルビーイング(Well―being)」に基づく「国内総充実(GDW)」を新たな指標として提唱した。
![下村氏が著書、総裁選へ意欲か 「幸福度」重視を提唱 | 共同通信](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/31ea0615b61cab0911b9512c6009ea3e07f57e78/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnordot-res.cloudinary.com%2Fc_fill%2Cw_400%2Ch_210%2Cg_faces%2Cq_auto%3Aeco%2Fch%2Fimages%2F756825371420704768%2Forigin_1.jpg)