自転車利用者にマナー向上を呼びかけようと、警視庁は10日朝、駅周辺や幹線道路など都内110か所で街頭指導を行った。 同庁では「自転車ストップ作戦」として、今後も毎月10日に朝夕2回、この110地点に警察官を配置し、交通ルールの徹底を求めていく。 街頭指導は、JR渋谷駅東口や立川駅など計34地区と、靖国通り(東神田交差点~須田町交差点)、早稲田通り(馬場口交差点~高田馬場駅前交差点)など計76路線で実施。いずれも自転車と歩行者のトラブルなどが多く、同庁が「自転車対策重点地区・路線」に選んでいる。 中野駅北口(中野区)では、午前7時30分から警察官23人が街頭に立ち、駅に急ぐ自転車利用のサラリーマンらに「左側通行をお願いします」などと呼びかけた。ヘッドホンを付けて走行する利用者には笛を鳴らして呼び止め、「周りの音が聞こえず、危険」などと指導していた。
34歳女性です。38歳の彼と付き合って半年で同棲をはじめました。正直私は同棲には反対で、年齢も年齢なのですぐにでも結婚したのですが、彼がどうしても「結婚の前段階で同棲をしたい」と言い張るので仕方なく…といった気持ちで同棲をスタートし、3カ月ほどが経ちます。 当初は「いつ結婚の決心をしてくれるのかな?」と今か今かとまっていましたが、最近では「この人と結婚してもうまく行かないような…」という気がしています。 というのも、お互い働いているのに私への要求が多すぎるのです。朝食は炊き立てごはんにお味噌汁(しかも、かつお節でとっただしを使ったもの! )、焼き魚に煮物、納豆、そして、自家製のフルーツジュース。昼は社員食堂でとってくれますが、夕食のおかずは最低5品。しかも、和食、洋食、中華をキレイにローテーションさせないと怒ります。自分がごはんを食べ終わった頃にはお風呂の準備ができていないと、不機嫌になり
「君が代起立斉唱の職務命令に3回違反したら分限免職」--。教育基本条例案の修正案を巡って8日開かれた大阪府と大阪市の統合本部会議で、処分の規定が決まった。卒業式シーズンは間近。がぜん現実味を帯びてきた「免職」に現場では波紋が広がっており、自らの思想信条を守るため「卒業式には出られない」と思い詰める教員もいる。 府教委は先月、君が代の起立斉唱を求める職務命令を初めて出した。すると、ある府立高校では今月に入って「前もって不起立を宣言したら、卒業式で座席を指定されるらしい」とささやかれるようになった。校長が職務命令違反の教職員を確認するためだという。 30年以上起立斉唱に反対し、不起立を繰り返してきたある府立高の男性教諭は「露骨な思想弾圧。日の丸・君が代反対よりも、強制によって排外主義が助長されることの方が問題だ」と憤る。卒業式で「何で立たへんの?」と生徒に問われるたび、歴史的な経緯や自分の思い
日本共産党の山下芳生議員は8日の参院総務委員会で、震災復興支援や内需拡大に逆行する、国家公務員の給与を7・8%引き下げる法案について「2重の憲法違反だ」と述べ、撤回するよう求めました。 山下氏は、憲法で保障された労働基本権は、すべての労働者に認められた基本的人権の一つであるにもかかわらず、公務員は60年以上も不当に制限されたままであり、「一刻も早く回復されることが当然」と主張しました。 川端達夫総務相は「労働者は労働基本権を付与することで自分たちの権利を守ることができる」「労働者の中に公務員も含まれる」と答弁しました。 山下氏は今回の国家公務員給与削減が、労働基本権を剥奪したまま一方的に給与の大幅引き下げを押し付けるものだと批判。しかも労働基本権制約の代償措置とされる人事院勧告さえ無視していると追及。川端総務相は「財源事情が未曽有の危機的状況で、やむをえない臨時措置」と言い訳に終始しました
事務所近くのJRの駅には、夕方になると客待ちのタクシーの長い列ができる。どれくらい長いかというと、最後尾のタクシーが駅から信号2つ分離れた交差点のあたりにいて、その車列が駅を通り過ぎて信号1つ分先までつづき、そこでUターンしてタクシー乗り場に向かうのだ。 列に並ぶタクシーの台数を数えたことはないが、優に100台は超えるだろう。それに対してタクシーを利用するひとはごくわずかで、車列はなかなか進まない。 私はできるだけ歩くようにしていて、タクシーを使う機会はあまりないのだけれど、いちどこの車列を見てしまうとますます利用しづらくなる。駅から自宅までは最低運賃の距離で、何時間も並んだドライバーにとっては明らかに“外れ”の客だからだ。 自宅のそばの公園には、深夜になるとタクシーが集まってくる。アイドリングしたまま車を停めておける場所がなかなかないので、仮眠をとるドライバーたちにとっては数少ない憩いの
福島県からの帰路、群馬県P市に行くのは思いのほか不便だった。結局、東京まで戻って浅草から東武鉄道に乗った。通勤客のために乗り入れている地下鉄の終点を過ぎて、なお1時間近く北に走った。平野の向こうに、雪をかぶった山が見えてきた。群馬県のシンボル、赤城山だった。 「私の車、すぐに分かりますよ」 木下礼子さん(40)は電話で言った。 「福島ナンバーは私だけですから」 終着駅の駅前はがらんとしていた。冷たい北風が吹き抜けている。真新しい駅ビルが不釣合いだった。黒い軽ワゴン車の横で茶髪のロン毛ママが手を振っていた。木下さんだった。 「車、ボコボコでしょ?」 木下さんは運転しながら笑った。そうですか、と私は曖昧に答えた。南相馬市でも毎日車だったんでしょう? だったら・・・そう問うたが、木下さんは答えなかった。 事情はすぐ分かった。ずっと南相馬で生まれ育った木下さんは、避難してきたP市の地理に不慣れなの
2011年3月11日の東京電力福島第一原子力発電所の事故によって、川内村は「緊急時避難準備区域」に指定され、村民のほとんどは福島県内外に逃れた。その村民の帰村を促すのが宣言の目的であり、4月1日には村役場のほか、保育園や小学校、中学校、そして診療所も再開させるという。 遠藤村長の帰村宣言には、村人も複雑な心境を隠せない。放射能被害への懸念が消えたわけではないため、宣言直後のマスコミ取材に対し「帰村しない」と答える小さい子どもを抱える親たちの姿が印象的だった。 村民の不安が消えていないことを遠藤村長も自覚してか、宣言するにあたっては、「帰村しない人の意思も尊重する」とも述べている。ただし、「除染しながら2年後、3年後に村民がわが家に戻れるようにしたい」とも続けて語っている。帰村を大前提にしていることは明らかだ。 「一時的でも避難すれば戻ってこられなくなる」 この帰村宣言は、村民にとって帰村と
ザ・世論~日本人の気持ち~ 価値観が多様化し、隣の人の考えでさえ分かりづらい現代。注目のテーマについて、みんながどう考えているか気になるところだろう。この連載では様々な統計、調査結果等を取り上げ、その背景にあるトレンドや人々の意識を分析。現代の「日本人の気持ち」=「世論」を探っていく。 バックナンバー一覧 2万5000人もの児童が保育所に入れないという、深刻な待機児童問題が取り沙汰されたのは2009年。当時、経済協力開発機構(OECD)が「子ども手当よりも待機児童の解消に力を注ぐべきだ」という提言を行ったほどだった。それから2年、昨年10月の厚生労働省が行った発表によれば、4年ぶりに待機児童は減少した(2万5556人、前年比-719人)。これは、保育所定員数が2010年からの1年間で約4万6000人増加したことが理由だ。 しかし、定員数の大幅な増加にもかかわらず待機児童の減少数が少ないこと
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