私たちの身の回りにある「モノ」たちのできあがる姿をビデオで追った「メーキング・ムービー」。最新の科学技術と伝統の技によって「モノ」たちが作り上げられる過程を映像でつづります。原料から製品に変わっていく驚きの映像をお楽しみください。
私たちの身の回りにある「モノ」たちのできあがる姿をビデオで追った「メーキング・ムービー」。最新の科学技術と伝統の技によって「モノ」たちが作り上げられる過程を映像でつづります。原料から製品に変わっていく驚きの映像をお楽しみください。
平成25年度~27年度における実施計画 研究開発課題の概要 本研究開発課題は、ゲノムを基軸とした大規模生命データ解析により生命プログラムとその多様性を理解することを目標としている。 細胞から地球規模のシステムを構成している共通の基本情報がゲノムであり、ゲノムには生命システムを構成する部品の設計図とそれらの部品を組み立てて機能を作り出すおおよそのプログラムが記述されている。ヒトゲノムの場合、平均でDNA 300文字につき1か所の頻度で個人ごとに少しずつ異なっており、また同じがん腫でもゲノム異常は多様である。この多様性が、薬の効き方や、治療後の予後に影響していると考えられている。 最先端のシークエンサーの登場により、ゲノムのDNA配列だけでなく、DNAの修飾状態、DNAのコピー数、機能性RNAを含む転写産物を超高速・低コストで網羅的に解析できるようになった。このため、メタゲノム解析や脊椎動物1
長い利用実績を誇るext2の互換ファイルシステムext3。このファイルシステムにはどのような特徴があるのか? そしてどのようにジャーナリングを実現しているのか? 今回はext3について解説する。(編集局) 今回からext3、ReiserFS、JFS、XFSについて解説する。これらのファイルシステムはそれぞれ独自の方法で高速化、信頼性/可用性向上を実現するために開発が続けられている。高速化や可用性を実現する方法としては、前回までにB*-Tree、エクステント、ダイナミックiノードを紹介した。また、信頼性を達成する技術としてジャーナリング機能の基本的な仕組みを解説した。 各ファイルシステムは、それぞれ独自の方法でこれらの技術を取り込んでいる。特にジャーナリング機能は、これから紹介する4ファイルシステムのいずれもが実装している。ただし、ジャーナリングの内容については次の点で違いがある。 ext3
東芝は16日、中国に偏在するレアアース(希土類)であるジスプロシウムを使わないモーター用磁石を開発したと発表した。豪州や米国に豊富にあるサマリウムを主体としており、一般的に利用されている強力なネオジム磁石と同等の磁力を実現した。電気自動車や産業機器向けの用途として、2012年度末までに販売を始める計画だ。現在のネオジム磁石は性能向上のために、レアアースのネオジムにジスプロシウムを添加している。
東日本大震災の発生から2月あまりが経ちました。震災・津波そのものの惨禍にくわえて、福島の原子力発電所の事故による避難生活や不安もまだ続いています。被災された方々や地域への救援活動はなお継続されなければなりませんし、復興を目指す国や自治体の計画は未だ途上にあります。 東京大学では「東日本大震災に関する救援・復興支援室」が、その遠野分室とともに活動を行っています。また、何より大学らしいあり方として、教職員や学生が各個人の思いを込めて、そしてそれぞれの専門性を生かしながら、自発的な救援・復興支援活動を展開しています。 このような活動にあたって、技術や制度の活用、産業や社会のあり方の模索など、知恵と工夫が重ねられています。その中で、それらを使いこなし、また未来に向けて意味あるものとするバックボーンが、「生きる。ともに」という基本理念であると、私は信じています。 このたびの大震災によって、私たちは、
映画「はやぶさ/HAYABUSA」の製作記者会見に伴い、通常時は公開していないJAXA(宇宙航空研究開発機構)内部の研究施設を見学する機会が設けられるということだったので、JAXA広報の阪本さんの案内のもと、内部を見せてもらいました。 今回見学できたのはJAXA相模原キャンパス内部でロケットのさまざまな性能をテストする「飛翔体環境試験棟」と、ロケット各部や衛星構体の強度などを測定する「構造機能試験棟」の2つ。 まず飛翔体環境試験棟の様子については以下から。JAXA|相模原キャンパス JAXAの入り口近くには、M-V型ロケットが展示されていました。JAXA広報の阪本さんによると、ここにあるロケットは本物で、打ち上げがキャンセルとなって実験用に地上燃焼で使用した探査機用ロケットを、再度組み立て直してここに展示しているとのこと。 ロケットには2つのタイプがあり、このM-V型ロケットは固体燃料を使
MITが新発見。ウイルスでソーラー発電の効率が上がる!2011.05.05 18:00 satomi コンピュータのウイルスじゃないよ、病気のもとになる細菌・ウイルス――マサチューセッツ工科大学(MIT)の院生たちが、M13ウイルスの遺伝子組み換え版で太陽電池の電力変換効率が3分の1もアップするという驚きの発見をしました! このウイルスちゃんに働いてもらえば太陽の光を電気に変える時間も短縮できるし、母なる太陽の恵みからもっと沢山の電気を頂戴できることになります。 従来、カーボンナノチューブ(CNT)には2つの問題がありました。 まず、半導体みたいな働きをするCNT(回路に電流が流れたり流れなかったりする)と、金属みたいな働きをするCNT(電線みたいに簡単に電気が流れる)の2タイプあることです。新研究では、この2つのタイプがそれぞれ異なる作用を持つことが初めて実証されました。半導体型CNTは
東北新幹線 揺れ9秒前に減速 4月5日 19時20分 今回の地震で、東北新幹線は地震の揺れをいち早く検知するシステムが作動して、最初の揺れの9秒前、最も大きい揺れが起きる1分10秒前に非常ブレーキをかけて減速を始めていたことが分かりました。JR東日本は、この効果もあって新幹線が脱線を免れたとみて、データの詳しい解析を進めています。 地震発生当時、東北新幹線は27本の列車が乗客を乗せて走っていましたが、いずれも脱線せず停止しました。JR東日本は、東北新幹線の沿線のほかに、太平洋沿岸にも岩手県の宮古や宮城県の牡鹿半島などに9つの地震計を設置し、揺れをいち早く検知して列車を減速させる「早期地震検知システム」を備えています。今回は、東北新幹線の線路からおよそ50キロ離れた牡鹿半島の地震計が、午後2時47分3秒に運転中止の基準となる「120ガル」という地震の加速度を捉えました。このため、システムが自
先日ソニーグループの携帯電話メーカー、ソニー・エリクソンが公式ブログで「Xperia(SO-01B)」をマルチタッチに対応させる予定であると明かしたことをお伝えしましたが、マルチタッチ対応に続いてAndroid 2.2へのアップデートを行うことが明かされました。 11月10日にAndroid 2.1へのアップデートが行われてから、ほとんど間を空けずに2.2へとアップデートされることになりますが、レスポンスが大きく向上することになるため、ユーザーにとっては非常に喜ばしいことではないでしょうか。 詳細は以下から。 ソニー・エリクソンのCEO(最高経営責任者)、Bert Nordberg氏のTwitterによると、現在発売中の「Xperia X10(日本ではSO-01B)」について、2011年早期にAndroid 2.2へのアップデートとマルチタッチへの対応を実現する予定であるそうです。 Twi
画像内に映り込んだ所望のオブジェクトを排除し、違和感の無い画像を生成するシーン補完技術に関しては近年複数の研究成果が発表されている。しかし中でも2007年のSIGGRAPHにて米カーネギメロン大のJames HaysとAlexei A. Efrosが発表した手法*1はブレークスルーとなりうる画期的なものだ。 論より証拠、早速適用例を見てみよう。本エントリで利用する画像はPresentationからの引用である。元画像の中から邪魔なオブジェクト等の隠蔽すべき領域を指定すると、その領域が補完された画像が自動的に生成される。 アルゴリズム 効果は抜群だがアイデア自体は単純なものだ。Web上には莫大な数量の画像がアップされており、今や対象となる画像の類似画像を一瞬にして大量に検索することができる。そこで、検索された類似画像で隠蔽領域を完全に置き換えてしまうことで違和感の無い補完画像を生成するのだ。
現在最高の圧縮効率を誇るAVC/H.264は1GbpsのフルHDTVを10Mbps以下に圧縮できる。1/100以上の圧縮率ということになるが、次世代beyond HDTVの8k4kの空間解像度、60〜300fpsの時間解像度、マルチスペクトルの色表現、10〜16bit/pelの画素値深度、複数視点を考えると情報量は16〜200Gbpsとなるため、ビットレートを100Mbpsまで許容したとしても、圧縮率をさらに10倍は引き上げる必要がある(1/1000以上)。 上記の要求に対し、短期的には従来のAVC/H.264で用いられている動き補償予測とDCTを組み合わせたMC+DCTの枠組みを維持し、改良を積み重ねて圧縮率向上を図るアプローチが取られるが、長期的には従来の枠組みに囚われない新たなブレークスルーが必要となる。本エントリでは、情報処理6月号の解説*1より、画像圧縮技術のブレークスルーの萌芽
NECが独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 加藤康宏、以下、海洋研究開発機構)に納入し、本年3月1日に稼動を開始した新型「地球シミュレータシステム」が、LINPACK(リンパック)ベンチマーク(注1)による性能測定において、122.4TFLOPS(テラフロップス、注2)の性能と実行効率(注3)93.38%を達成しました。 この結果は、性能においてTOP500(2008年11月発表)の順位で日本1位、世界16位の性能となるとともに、実行効率では世界1位の数値となるものです。 新型「地球シミュレータシステム」は、NEC製ベクトルスーパーコンピュータ「SX-9/E」160ノードから構成され、最大理論性能131TFLOPSを誇る大規模システムです。本ベクトルスーパーコンピュータのCPUは、稼動システムとして世界最高速となる1CPU性能(102.4GFLOPS)を有し、大規模共有メモリ、CPU-メ
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