メディアプランナーのつぶやき。ITおよび製造業のマーケティングについての考察。ときどきマンガとアニメ。 私が昨年末に書いた「年末年始に読む本」で紹介した「実戦マーケティング戦略」のなかで、「売上5原則」という考え方が出てきます。 昔懐かしの因数分解みたいなものですが、こういう考え方が苦手な人でも絶対に頭には入れておいた方がいい「公式」のようなものだと思いますので、ここで紹介させていただきます。 まず、会社の利益を上げようとする場合、 利益=売上-費用 となります。利益を上げるためには、売上を上げるか、費用を下げるか、あるいは両方しかありません。本書では、売上を上げることで利益に貢献することを前提に話が進みます。 さて、その「売上」にはどのような要素が含まれているのでしょうか? 売上=客数×客単価 ・客数=既存顧客+新規顧客(a)-流出顧客(b) ・客単価=購買回数(c)×1回当たり購買金額