イランでは、核開発問題を巡って厳しく対立するイスラエルを批判する大規模な集会が行われ、アフマディネジャド大統領は、「イスラエルという汚点を消し去らなければならない」と述べ、対決姿勢を打ち出しました。 イランでは17日、核開発問題やパレスチナ問題を巡って厳しく対立するイスラエルを批判する集会が各地で開かれました。 このうち首都テヘランの中心部では、数万人の人々がイスラエルの国旗を燃やしたり、「イスラエルに死を、アメリカに死を」などと叫びながら行進しました。 また、過激な発言で知られるアフマディネジャド大統領も、「戦争や犯罪の影には常にイスラエルの存在がある。この汚点を消し去らなければならない」と演説し、対決姿勢を打ち出しました。 参加者は、「イランも経済制裁で厳しい状況だが、われわれは最後まで抵抗運動を続けていく」などと話していました。 イランの核開発問題を巡って、イスラエルは核施設を狙った