バスク地方の地元紙ガラ(Gara)のウェブサイトに掲載された、黒服に白いマスクで武装闘争終結を宣言するETA戦闘員の動画の写真(2011年10月21日撮影)。(c)AFP/GARA.NET 【10月21日 AFP】スペイン北部バスク(Basque)地方の分離独立を求める非合法武装組織「バスク祖国と自由(ETA)」は20日、40年以上に及ぶ武装闘争の終結を宣言した。スペイン政府は、民主主義の歴史的な勝利だと、宣言を歓迎している。 1959年に設立されたETAは、爆破行為や銃撃などでこれまでに829人を殺害したとされる。ETAの闘争終結宣言は、西ヨーロッパ最後の主要分離独立グループによる武装闘争が終わったことを意味する。 20日、バスク地方の地元紙ガラ(Gara)のウェブサイトに投稿された動画で、黒服に白いマスク、ベレー帽姿のETA戦闘員3人が武装闘争の完全終結を宣言。動画とともに、数か国語で