ことしのノーベル物理学賞の受賞者に、明るい青い光を放つLED=発光ダイオードの開発に成功し、カラーの大型画面の実現など、さまざまな応用への道を開いた名古屋市名城大学教授の赤崎勇さんと、名古屋大学大学院教授の天野浩さん、カリフォルニア大学教授の中村修二さんの日本人研究者3人が選ばれました。 日本人のノーベル賞受賞は、おととしの山中伸弥さんに続き、合わせて22人となります。 物理学賞は3人が受賞した平成20年以来で、合わせて10人となりました。
スイス・メイラン(Meyrin)の欧州合同原子核研究所(European Organisation for Nuclear Research、CERN)で記者会見中に会話する英国のピーター・ヒッグス(Peter Higgs)氏(右)とベルギーのフランソワ・エングレール(Francois Englert)氏(2012年7月4日撮影、資料写真)。(c)AFP/FABRICE COFFRINI 【10月8日 AFP】(一部更新、写真追加)スウェーデン王立科学アカデミー(Royal Swedish Academy of Sciences)は8日、2013年のノーベル物理学賞(Nobel Prize in Physics)を、「神の粒子」と呼ばれる「ヒッグス粒子(Higgs Boson)」を理論化した英国のピーター・ヒッグス(Peter Higgs)氏とベルギーのフランソワ・エングレール(Franc
ことしのノーベル物理学賞に、すべての物質に質量を与える「ヒッグス粒子」の存在を半世紀近くも前に予言したイギリス、エディンバラ大学のピーター・ヒッグス名誉教授ら2人が選ばれました。 スウェーデンのストックホルムにある選考委員会は日本時間の午後7時45分ごろ、ことしのノーベル物理学賞を発表しました。 選ばれたのは、イギリスのエディンバラ大学のピーター・ヒッグス名誉教授と、ベルギーのブリュッセル自由大学のフランソワ・アングレール名誉教授の2人です。 2人は、すべての物質に「質量」を与える「ヒッグス粒子」の存在を1964年に予言しました。 ヒッグス氏らの理論によればおよそ138億年前、宇宙が誕生したビッグバンの大爆発によって生み出された大量の素粒子は、当初質量がなく自由に飛び回っていたものの、その後、ヒッグス粒子が宇宙空間をぎっしりと満たしたため素粒子がヒッグス粒子とぶつかることで次第に動きにくく
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2011年のノーベル物理学賞の受賞が決まったオーストラリアのブライアン・シュミット(Brian Schmidt)氏(撮影日不明、2011年10月4日提供)。(c)AFP/Belinda Pratten/Australian National University 【10月5日 AFP】2011年のノーベル物理学賞の受賞が決まったオーストラリアのブライアン・シュミット(Brian Schmidt)氏(44)は、4日夜にスウェーデンの選考委員会から電話を受けた際、教え子の大学生たちによる、よくできたいたずらだと思ったことを明かした。 受賞の知らせから一夜明けた5日、シュミット氏は、「初めは『うちの学生たちもやるな。アクセントなんて、まるでそれっぽいじゃないか』と思った」と語った。「まず女性が、わたしがブライアン・シュミットであることを確かめ、非常に重要な電話だと言った。それから電話をかわった選
スイスの欧州合同原子核研究機構(European Centre for Nuclear Research、CERN)でモニターを見つめる研究者(2010年3月30日撮影、資料写真)。(c)AFP/FABRICE COFFRINI 【9月23日 AFP】素粒子ニュートリノが質量を持つことの最終確認を目指す国際共同実験OPERA(オペラ)の研究グループは22日、ニュートリノの速度が光速より速いことを実験で見出したと発表した。確認されれば、アインシュタイン(Albert Einstein)の相対性理論に重大な欠陥があることになる。 実験では、スイスの欧州合同原子核研究機構(European Centre for Nuclear Research、CERN)から730キロ先にあるイタリアのグランサッソ国立研究所(Gran Sasso Laboratory)へ、数十億のニュートリノ粒子を発射。光の到
理論物理学者アルバート・アインシュタイン(Albert Einstein)の写真(撮影日・場所不明)。(c)AFP 【7月25日 AFP】「どんな物体も光の速度を超えることはできない」との理論物理学者アルバート・アインシュタイン(Albert Einstein)の理論に、光の粒子である「光子1個」が従っていることを証明したと、香港の物理学者たちが発表した。つまり、SFの物語外では、タイムトラベルが不可能であることが示されたことになる。 Du Shengwang氏率いる香港科技大学(Hong Kong University of Science and Technology)の研究チームは、光子1個が「宇宙の移動の法則に従っている」ことを証明したと発表した。 香港科技大学のウェブサイトに掲載されたプレスリリースは、「アインシュタインは光速が宇宙の移動の法則であること、単純にいえば、どんな物体
ドイツ・ベルリン(Berlin)の旧国立博物館(Altes Museum)の前に展示された、理論物理学者アルバート・アインシュタイン(Albert Einstein)の特殊相対性理論の関係式「e=mc2」の彫刻(2006年5月19日撮影)。(c)AFP/JOHN MACDOUGALL 【11月23日 AFP】理論物理学者アルバート・アインシュタイン(Albert Einstein)が1905年に発表した特殊相対性理論の有名な関係式「E=mc²」が、1世紀余りの後、フランス、ドイツ、ハンガリーの物理学者のチームが行ったコンピューターによる演算の結果、ついに証明された。 仏理論物理学センター(Centre for Theoretical Physics)のLaurent Lellouch氏率いる物理学の合同チームは、世界最高性能のスーパーコンピューター数台を使って、原子核を構成する陽子と中性子
ノーベル物理学賞、素粒子研究の日本人3氏に2008年10月7日23時24分印刷ソーシャルブックマーク ノーベル物理学賞受賞を喜ぶ南部陽一郎さん=7日午前7時34分、米イリノイ州シカゴ、勝田敏彦撮影ノーベル物理学賞受賞の喜びを語る高エネルギー加速器研究機構名誉教授の小林誠さん=7日午後8時4分、東京都千代田区、小林正明撮影ノーベル物理学賞の受賞が決まり、会見する京都産業大の益川敏英教授=7日午後7時19分、京都市北区、山本裕之撮影日本人のノーベル賞受賞者物理学、化学、医学生理学各賞の国別受賞者数 スウェーデン王立科学アカデミーは7日、今年のノーベル物理学賞を、素粒子物理学の理論づくりに貢献した米シカゴ大名誉教授で大阪市立大名誉教授の南部陽一郎氏(87)と、新たな基本粒子の存在を共同で提唱した高エネルギー加速器研究機構(茨城県つくば市)名誉教授の小林誠氏(64)と京都大名誉教授で京都産業大理学
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