イタリアからウクライナまで欧州の広域を1週間にわたって襲っている大寒波による死者は3日、AFPの集計で218人に達した。東欧では各地で交通網が断絶し、多くの村が孤立している。数万人が避難所で寒さをしのいでいるウクライナでは、3日までに101人が死亡したと当局が発表した。多くは路上での凍死か、病院に搬送後に低体温症で死亡したという。 予報によれば、厳しい寒さは週末も続く見通しだ。英気象庁(Met Office)は、寒波は欧州の広い範囲で引き続き停滞し、気温はやや回復する可能性があるものの、ウクライナの首都キエフ(Kiev)などでは3日夜も大雪が降るだろうとして警戒を呼びかけている。 写真は、ベラルーシの首都ミンスク(Minsk)で、凍りついた幼稚園の窓から外をのぞく少女(2012年2月2日撮影)。(c)AFP/VICTOR DRACHEV 【2月3日 AFP】イタリアからウクライナまで欧州の
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