スウェーデンのストックホルムで、「20世紀の起業家」賞を授賞した際の家具大手イケア(IKEA)の創業者イングバル・カンプラード(Ingvar Kamprad)氏(2004年11月25日撮影)。(c)AFP/Nicholas KAMM 【8月26日 AFP】(一部更新)若い頃にナチズムに傾倒していた事実を認めているスウェーデン家具大手イケア(IKEA)の創業者イングバル・カンプラード(Ingvar Kamprad)氏(85)が、現在もファシスト運動に深い関心を寄せていると指摘する伝記が今週発売され、波紋が広がっている。 第二次世界大戦中、スウェーデンは中立政策を取っていたが、カンプラード氏は当時ナチスの青年組織とつながりがあったことを1990年代に告白。「人生で最大の過ち」で「若気の至り」だったと述懐していた。 だが、ジャーナリストのエリザベト・アースブリンク(Elisabeth Aasbr