スペイン・マドリード(Madrid)のスペイン王立アカデミー(Royal Spanish Academy)が保管する18世紀のスペイン語の辞書(2004年1月21日撮影、資料写真)。(c)AFP/JAVIER SORIANO 【11月30日 AFP】2050年には地球上の10人に1人はスペイン語を話している――。メキシコ中部グアダラハラ(Guadalajara)で開かれたブックフェアで29日、キューバの言語学者、ウンベルト・ロペス・モラレス(Humberto Lopez Morales)氏がこのような見解を語った。 世界におけるスペイン語の進化を考察した同氏の著作が同フェアで特別賞を受賞したことを祝う記念演説でのこと。同氏は、「われわれスペイン語話者にとってこれほど喜ばしいことはない」と語った。 同氏によると、米国のスペイン語話者は現在1300万人にまで増えた。同様の増加傾向は世界的にみら