休日の木曜日に行って参りました、文化庁メディア芸術祭。 今年も面白かったです。 その中で、個人的に断トツで面白いと思った作品がありました。 是非いろんな人に見に行ってほしいので、紹介します。 それが、Braun Tube Jazz Band。 Braun Tube Jazz Bandは「Band」という名前からも分かるように、 演奏することで完結するインスタレーションです。 ただ、この時に演奏する「楽器」が非常に面白いのです。 楽器は、以下のようにブラウン管テレビを並べて構成されています。 演奏に使用するのが、真ん中にある8つのテレビ受像機。 これらの画面を叩くことで様々な音を出し、ティンパニやドラムのように音を奏でます。 ブラウン管テレビの画面を叩いて何故音が出るのか。 その仕組みこそが、Braun Tube Jazz Bandの最たる特徴となっています。 仕組みはまず、音階やドラムの音