中国・上海の期限切れ鶏肉再加工問題で、なぜか新聞の「見出し」が注目されている。「上海福喜食品」から鶏肉を仕入れていた日本企業は、日本マクドナルドとファミリーマートの2社だとされるが、この「マクドナルド」をどう略すかで、マスコミ対応が割れた。 関東を中心に普及している「マック」と、関西で当たり前の「マクド」。新聞の見出しは、同じ記事でも簡単に替えられるため、各社とも地域の実情に合わせた、なじみのある略称を載せているが、違和感がある人もいるようだ。 東京では「マック」か「マクドナルド」 新聞に「見出し」は、なくてはならない存在だ。紙面の都合上、使える文字数は限られているため、いかに端的に表現するかが重要になる。そのため8文字も使ってしまう「日本マクドナルド」は、見出しとしては使いにくい。 ジェイ・キャスト(東京・千代田区)に配達された2014年7月23日付朝刊は、 「マック、ファミマ販売中止