約55時間かけてフルマラソンをゴールする二足歩行ロボット「ロボビーPC」(右から2体目)=ヴィストン提供 大阪で開催中の世界初の二足歩行ロボットによるフルマラソン大会「ろぼまらフル」で、ロボットベンチャー「ヴィストン」(大阪市西淀川区)の人型ロボットが26日夕、54時間57分50秒26のタイムでゴールした。30分おきのバッテリー交換を続けながら、42.195キロを時速0.7キロで「完走」した。 完走したのは人型ロボット「ロボビーPC」2体。トップでゴールしたロボットは小型カメラで進路を認識しながら歩を進めた。参加した大阪工業大と大阪労働協会のロボットもそれぞれ、レース終了の27日午後8時までのゴールを目指し走り続るという。 ろぼまらフルは大阪府とヴィストンの共催。大阪市のアジア太平洋トレードセンターに設けられたコース(1周100メートル)をひたすら周回する。ヴィストンの大和信夫社長(