「100円自販機」が拡大 80円、50円も 大阪から東京に飛び火 (1/3ページ) 2009.8.7 10:45 消費者の低価格志向が高まる中、缶ジュースなど清涼飲料水を1本100円以下で売る自動販売機が急速に増えている。仕掛けているのは自販機の設置・管理会社。すでに大阪では自販機飲料市場の約1割を100円自販機が占め、今後、首都圏をうかがう勢いだ。その攻勢に、自社の専売自販機を展開する大手飲料メーカーも追随せざるを得ない状況に追い込まれている。(牛島要平) 「期間限定で100円」−大手飲料メーカーの専売自販機にこんな表示を見かける。多くの場合、少し離れた場所に100円自販機がある。 コンビニエンスストアや大手飲料メーカーの専売自販機は、缶飲料を1本120円、500ミリリットルのペットボトル飲料は1本150円の定価(メーカー希望小売価格)で販売するが、自販機では値下げ圧力が強まっている。