IIJとドリームボートは、早ければ今年秋にも、P2P技術をベースとしたコンテンツ配信サービス「SkeedCast」を開始する予定だ。 「P2Pはアーキテクチャから言えばNGN(Next Generation Network)と対極にあるもの。P2Pというおもしろい技術を用いて新しいコンテンツ配信のアーキテクチャを構築したい」――インターネットイニシアティブの代表取締役社長、鈴木幸一氏は、8月29日に開催した記者セミナーの席においてこのように語った。 同社は先に、ドリームボートと協力し、P2P技術を用いたコンテンツ配信システム「SkeedCast」を開発、提供することを発表済みだ。8月より試験運用を開始しており、早ければ今年秋にもSkeedCastをベースとしたコンテンツ配信サービスを開始する予定という。 これまでの数年間、コンテンツ配信の役割は、主にCDN(コンテンツ配信ネットワーク)が担
Anonymous Coward曰く、"4月のストーリー「IIJ、コンテンツ配信にWinny技術を応用」の続報が出ている。ASCII24の記事「Winnyの金子氏が技術顧問のP2Pソフト“SkeedCast”は次世代CDN?」によると、現在のところ約30台の「SkeedCluster」というサーバ群で「P2Pネットワークを構成している」のだという。これについて記者は、「このあたりは従来のCDNでも同じだが」としつつも、「ノードの追加や構成の変更のさいにかかるメンテナンスコストが格段に安くなる」と評価している。しかしながら記者は、 SkeedCastは“ハイブリッド型サーバーサイドP2P”と呼べそうだが、末端ノードのエンド・トゥ・エンドの通信がないという意味で、真のP2Pアプリケーションではない。
ネットエージェントの協力で、7月号ではWinnyユーザーが共有しているコンテンツのランキングを掲載することができました。特集記事では紙幅の都合ですべてを紹介することができませんでしたが、それでもアニメ主流というイマドキの傾向がよくわかるものだったと思います。 ですが、ベスト30のすべてを見ると、その傾向がより如実にわかる面白い結果なので、ここで紹介したいと思います。ちなみに調査日は5月10日でした。
要するに、個人向け「ネットバリアベーシック」サービスに「Winnyフィルタ」機能を追加するということです。開始日は2006年7月19日(水)より。 詳細は以下の通り。 ぷららバックボーンにおける「Winny」通信遮断サービスの提供開始について ~個人向け「ネットバリアベーシック」サービスにおける「Winnyフィルタ」機能を追加 及び、企業向けネットワークスポンサー制度の開始~ 以前、Winnyの完全規制を実施することにしたものの、総務省から待ったがかかってしまっていたわけですが、個人で申し込んで選択するという方式を導入することでWinnyの通信遮断を実施可能にするようです。 「Winnyフィルタ」機能については「レベル1(ON):遮断」、または「レベル0(OFF):解除」のいずれかに設定することで利用可能にするとのこと。 総転送量規制とかはどうなるのでしょうかね? そのほかのプロバイダの規
「Interop Tokyo 2006」で8日、日本Snortユーザー会によるBOF「セキュリティと過ごすひととき」が開催された。ネットエージェント代表取締役社長の杉浦隆幸氏とスラッシュドット編集者のwakatono氏が登場し、P2P情報漏洩問題に焦点を当て、Winnyの匿名性や利用者が受ける危険性などについて意見が交わされた。 ● Winnyではファイルの一次発信者を100%近く特定できる ネットエージェントでは、WinnyやShareなどの通信をブロックするブリッジ型ファイアウォール「One Point Wall」を提供している。One Point Wallの開発にあたり、杉浦氏はWinnyやShareの暗号化通信を解読。匿名型P2Pといわれるこれらのシステムの実状が見えてきたという。 WinnyやShareの匿名性について、ユーザーは、1)ファイルを最初にアップロードした人を判明させ
Winnyの通信を特定する方法には,「流れるパケットのパターン(トラフィック・パターン)を調べる方法」と,「パケットの中身を調べてWinnyのパケットであることを確認する方法」の2通りがある。前者は,直接中身のデータをのぞいているわけではないため,通信の秘密を守るという大前提があるプロバイダがWinnyを規制する際に使っている。しかし,Winnyの通信を確実に特定するなら,後者の方法がベストである。実際にWinnyの通信を解読できるのか,Winny作者の金子勇氏の著書『Winnyの技術』やインターネットで得られた情報などを参考に挑戦してみた。 Winny(ウイニー)同士の通信はすべて暗号化されている。このため,流れるパケットをのぞいても,内容がどんなものなのかだけでなく,Winnyの通信なのかどうかも,ひと目ではわからない。Winnyが採用している暗号アルゴリズムRC4は,Webアクセスや
6月8日発売の本誌7月号では「Winnyを(できるだけ)安全に使うテクニック50」(仮称)と題する特集を企画しています。 で、取材の一環として本日、アスキー主催による「止めるぞ!情報漏えいセミナー」に行ってきました。 このセミナー、13:00~18:30の間で講演がなんと10コマ。1コマ30分で質問の時間もないという強行スケジュール。中にはベンダーによる単なる自社製品の紹介という眠くなるような講演もありましたが、多くの人が考えるさまざまな対策は、決定的な方法がないWinnyでの情報漏えい問題を考えていく上で、いろいろと参考になりました。 個人的に面白かったのは、Winny作者・金子勇氏による「Winny開発者にできること」。 度重なるWinnyのバージョンアップが著作権法違反のほう助にあたるとして逮捕され、現在も係争中の金子氏。公判の当事者であるがゆえ、自らバージョンアップすることはできな
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IT技術を中心に、暮らしに役立つ情報からクラシック音楽の解説まで気軽に情報発信しています。 WEBサイトはhttp://toremoro21.world.coocan.jp/ Twitterは@toremoro21です。 AntinnyによるWinny経路の情報暴露が引き続き続いている。 Winny情報暴露されている個人情報を見たいために、初心者がWinnyを利用し、その利用者がAntinnyに感染して情報暴露されるという悪循環が起きているためだ。 上記の悪循環を絶やすためにはWinnyをアンインストールするということも叫ばれているが、そもそもの根本対策として、重要な情報については、厳重に管理することが挙げられるだろう。またWinny自体が悪いのではなく、Antinny自体が問題であることも、少しずつ認識されてきたと思う。 ■Winnyトラフィック規制の難しさ さて、プロバイダ側もWinn
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感染源: 主に Share や Winny などに出回っているファイルに混入されていることが確認されています。 実行ファイル(exe)やスクリーンセイバー(scr)はクリックしないでください。 (※Winnyユーザーでなくても山田オルタナティブを実行すれば感染し情報が漏れる畏れがあります) 偽造フォルダ によってexeをクリックしたつもりがなくても実行していたり 自動実行(オートラン)によって 全くクリックしなくても感染することがあります。オートランは無効にしてください。 書庫ファイルの脆弱性を利用しスタートアップに解凍し実行され感染するものがあります。 ご使用の解凍ソフトは万全であるかチェックしてください。 ノートンなどのアンチウイルスソフトがインストールされていても 未対応 や 定義ファイルの期限切れ のためウイルスを発見出来ず感染することがあります。 感染者の多くがアンチウイルスソフ
■ WinnyのDownフォルダをインターネットゾーンにする いくつかの国々では、貧困層に薬物乱用が蔓延し、注射器の回し打ちで悪性の感染症が広がっているとき、無料で注射セットを配布するのが正義なのだという。 ニートにWinny乱用が蔓延し、Downフォルダのダブルクリックで悪性のトロイの被害が広がっているとき、私達にできることといえば、せめて安全なファイルの開き方だけは伝えていくことではないだろうか。どうしてもWinnyを使いたいならDownフォルダをインターネットゾーンにして使え、と。 Vector Softライブラリに、「ZoneFolder.VBS」というVBスクリプトのパッケージがある。 この中にある「インターネットフォルダ.VBS」を実行すると、作成するフォルダ名を入力するよう求められるので、できるだけランダムな名前を入力する。
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