農林水産省は、恵方巻の食品ロス削減のため、食品小売業者に対し、予約販売などによる、需要に見合った販売を呼びかけた(1)。2022年の恵方巻シーズンを前に、恵方巻の食品ロス削減に取り組む食品小売業者を募集したところ、2022年1月14日時点で46社から応募があった(2)。 農林水産省が食品小売業者に使用を呼びかけた資材(農林水産省公式サイトより) では、はたして2022年の恵方巻の食品ロスはどうだったのか。 2019年から2022年まで4年間のリサイクル量の推移は? 首都圏の食品工場から、売れ残った食品を受け入れてリサイクルしている株式会社日本フードエコロジーセンター(3)の高橋巧一社長から3社(A社・B社・C社)の節分当日の受け入れ量のデータをご提供いただいたので、グラフにした。 2019年から2022年までの3社からの搬入量は、以下のグラフの通り(2021年のみ節分が2月2日だったため、