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ブックマーク / realsound.jp (9)

  • なぜ中年は“Tシャツのタックイン”に抵抗があるのか? 研究者・高畑鍬名が語る、Tシャツの日本史

    高畑鍬名『Tシャツの日史』(中央公論新社) 今から20年前、2ちゃんねるから生まれた『電車男』の主人公は、Tシャツをズボンに入れたことで笑われた。ところが2025年の街中で目にするのはその逆の風景だ。Tシャツのタックインはオタク的イメージから解き放たれ、いつの間にかオシャレな着こなしとして一般化。むしろタックアウトのほうが「だらしない」と揶揄される場面さえある。 果たしてどこで価値観が逆転してしまったのかーー。8月21日に刊行された高畑鍬名氏による『Tシャツの日史』(中央公論新社)は、ファッション史の中では主役になりにくかったTシャツに着目した一冊。各時代の映像作品・漫画作品でのTシャツ登場シーンを引用し、若者たちの間での「裾」の扱いの変遷を振り返っている。 書の序文で著者は、日においてTシャツと若者の関係は独特であり、「裾が、とんでもない同調圧力を発生させる」と語る。若者たちは周

    なぜ中年は“Tシャツのタックイン”に抵抗があるのか? 研究者・高畑鍬名が語る、Tシャツの日本史
  • キリスト教における最大の謎「三位一体」はなぜ理解不能なのか? 哲学者・土橋茂樹に聞く「言葉の宗教」の複雑な歴史

    キリスト教における最大の謎「三位一体」はなぜ理解不能なのか? 哲学者・土橋茂樹に聞く「言葉の宗教」の複雑な歴史 父なる神、子なるイエス、聖霊の三者は質的に同一だとするキリスト教の「三位一体」説は、その言葉自体はよく知られており、比喩などで使われることもままあるが、キリスト教の初学者にとっては理解に苦しむ部分であり、「三位一体の改革」などの比喩で使われる解釈はまったくの誤りであるという。また、たとえばある男性が会社員であり、夫であり、野球のコーチでもあるといったように、同一の人物にさまざまな顔があるのと同じであるといった解釈もまた「異端」とされてきた。 では「三位一体」とはいかなる概念であり、どのような歴史の中で確立されてきたのか。その成立過程も含めて難解なる「三位一体」という概念に、哲学者の土橋茂樹氏が正面から取り組んだ新書が、『三位一体―父・子・聖霊をめぐるキリスト教の謎』(中央公論新

    キリスト教における最大の謎「三位一体」はなぜ理解不能なのか? 哲学者・土橋茂樹に聞く「言葉の宗教」の複雑な歴史
  • 「令和は訳アリの人たちが認知されやすくなった」 ヘルス嬢3人を取り巻く人生譚『バルバロ!』著者・岩浪れんじインタビュー

    なぜヘルス嬢たちを主役に? ──今回はファッションヘルスで働く女性たちが主役ですが、店自体は『コーポ・ア・コーポ』でも登場していますね。なぜ今、彼女たちを描こうと? 岩浪:『コーポ・ア・コーポ』は2004年頃という設定で平成の日常を描いたんですけど、次はそこにいた市井の人々が令和をどう生きるかを描いてみたくて。『コーポ・ア・コーポ』に「CHU♡連宝燈(ちゅーれんぽうとう)」というファッションヘルスの店を出したんですが、ここを舞台にすれば話が広がるかなと思いました。 『バルバロ!』1巻 P033より(©︎岩浪れんじ/双葉社) 岩浪:『バルバロ!』はコロナ後の令和を描きたかったので、同じヘルスでも時代が変わった感を出したいなと。あと『コーポ・ア・コーポ』は音楽用語の「ポコ・ア・ポコ(少しずつ)」からきてるんですけど、『バルバロ!』も同じで「野蛮に」という意味なんです。「アレグロ・バルバロ」とい

    「令和は訳アリの人たちが認知されやすくなった」 ヘルス嬢3人を取り巻く人生譚『バルバロ!』著者・岩浪れんじインタビュー
  • かつては売れ筋だったのに……書店員に聞く、年末年始に売れなくなった本と売れてる本

    秋田県羽後町になる書店、ミケーネ店内の雑誌のコーナー。秋田県は雑誌の発売が1日遅れることが多いが、出版社の定期購読に申し込めば発売日に届く。これも羽後町のような地方にとっては痛手になる。 一般的に12月~1月は、書店にとってかきいれどきである。冬休みや年末年始の長期休暇にを読む人が多いため、小説を何冊かまとめ買いする人が多いためだ。また、子どものクリスマスプレゼントに絵漫画を贈る人も多いことから、この時期に書店に立ち寄ると積極的にフェアを開催している。 ところで、毎年、年末年始に書店で必ず買っていたのに、いつの間にか買わなくなってしまった…という雑誌やはないだろうか。「年末年始の定番だった雑誌と言えば、テレビ雑誌でしょう。大みそかの紅白歌合戦をはじめ、新春の特番をチェックするためにはなくてはならない存在でした」と話すのは、大手書店チェーンのA氏である。 ところが、テレビ雑誌は202

    かつては売れ筋だったのに……書店員に聞く、年末年始に売れなくなった本と売れてる本
  • 話が飛ぶ人は体内に複数の時間が流れているーーADHD当事者の作家が描くエッセイ『あらゆることは今起こる』

    小学校1年生のときの教室。クラスメイトたちの当たり前を、自分だけがさっぱり理解できず、それを周囲には悟られないように平静を装いながら、内心はげしく動揺している。もしかしたら自分は気づかないうちに、どこかに存在する「並行世界」に迷い込んだのかもしれない。そう思うと、次第に怖くなってくる。 小説家・柴崎友香の『あらゆることは今起こる』は、そんな「小説の始まり」のようなエピソードから始まる。でも、これは「小説」ではない。2021年9月にADHD(「注意欠如多動症」)の診断を受けたという柴崎が書き下ろした、発達障害をめぐるエッセイだ。医学書院の「ケアをひらく」シリーズに収められているのだが、そのコンセプトにたがわず、ひじょうに平易な言葉遣いで、発達障害の特性を知ることができる。著者自身が発達障害についての考えを深める過程と並行して書かれていて、ADHDという言葉を耳にしたことはあっても、充分に考え

    話が飛ぶ人は体内に複数の時間が流れているーーADHD当事者の作家が描くエッセイ『あらゆることは今起こる』
  • 「違う、ここじゃない」東京・埼玉の同名駅、行き先を間違える人が増えているーー原因はスマホの誤変換?

    photo:s-tsuchiya(unsplash) 鳩ヶ谷駅と幡ヶ谷駅を間違う人なんているのか―― そんなXの投稿が話題になっている。埼玉高速鉄道の鳩ヶ谷駅に、「違う、ここじゃない」と、名曲を思わせるタイトルのポスターが掲示され、「ご注意ください」「ここは鳩ヶ谷駅(埼玉県川口市)です」「幡ヶ谷駅(東京都渋谷区)ではありません!」と注意喚起されているのだ。 こうしたポスターをわざわざ製作するくらいなのだから、間違う人が一定数いるのだろうと思われる。窓口の駅員が、乗り間違えた乗客から相談を受けたケースがあるのだろう。 実は、こうした行き先を間違うトラブルは増えているといわれる。その最大の理由は、現代人の多くが、紙の時刻表を使わずにスマホの時刻表検索を使って駅名を調べるためである。この時、一文字でも打ち間違えたり、誤変換してしまったせいで別の駅に向かってしまうのだ。 ■同じ名前の駅名が近くにあ

    「違う、ここじゃない」東京・埼玉の同名駅、行き先を間違える人が増えているーー原因はスマホの誤変換?
  • 「マツコの知らない世界」で紹介されたワイヤレスイヤホンとは? Amazon人気モデルやヤマハ、Boseなど

    TBSテレビの番組「マツコの知らない世界」にて、2021年9月7日の放送内容でワイヤレスイヤホンが特集された。案内人はスクールウォーズ俳優として子役デビューし、イヤホンの世界にどっぷりハマった丸井大福。 丸井いわく、完全ワイヤレスイヤホンAirPods以来急速増え、今では手頃な値段で、音楽ジャンルごとに聞き分けできるほど特徴あるイヤホンが増えているそう。この記事では、丸井氏が紹介していたワイヤレスイヤホンを、特徴とともに振り返っていこう。 TaoTronics「TT-BH07」 TaoTronics「TT-BH07MK2」 「TT-BH07」は、TaoTronicsのケーブルワイヤレスイヤホン。その迫力あるドンシャリサウンドから、番組ではロックやEDMを聞くのに向いていると紹介されていた。ワイヤレスイヤホン初心者にもオススメのモデルで、ケーブルが付いているため紛失リスクも少ない。 さらに

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  • 予想大外れ、興収100億に届きそうにない『シン・エヴァ』 反省しつつその理由を分析

    先週末の動員ランキングは、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が、土日2日間で動員32万9999人、興収5億2801万7500円をあげて、初登場2位の『モンスターハンター』にダブルスコア以上の差をつけて3週連続1位に。前週の週末との興収比では約78%と、新たな来場者プレゼントの効果もあって下げ止まりの傾向も見られ、3月28日までの21日間の累計では動員396万1480人、興収60億7821万1750円を記録している。 さて、『シン・エヴァ』については、第一報として公開日翌日に書いた3週前に「『シン・エヴァ』、緊急事態宣言下ながら興収100億円超え確実のロケットスタート」と冠した予想記事をアップしてしまった以上、そろそろ落とし前をつけなくてはいけない。「興収100億円超え」の可能性はまだわずかに残っているものの、「確実」はやはり言い過ぎだった。さらに、その文中ではこっそり(と言いつつ、しっかり各

    予想大外れ、興収100億に届きそうにない『シン・エヴァ』 反省しつつその理由を分析
  • Zoomで50万件超のアカウント情報が流出・転売ーーFBIが捜査に乗り出す

    ビデオコミュニケーションアプリZoomの53万件にもおよぶアカウント情報が、ダークウェブやハッカーフォーラムを通じて、不正に販売されていたことが分かった。 ※記事初出時、引用箇所の翻訳・要約に誤りがございました。訂正してお詫びいたします。 サイバーセキュリティ企業が発見、データは物 最近、Zoomにはセキュリティやプライバシーの問題が幾度となく露呈し、機能の開発を90日間停止して改善に注力している。 流出した情報は、Eメールアドレス、パスワード、会議URL、ホストキー等だ。ChaseやCitybankといった大企業も被害に遭っており、盗まれたアカウント情報は、物であることが確認されたという。 『Mashable』によると、Zoomのアカウント情報がリスト型攻撃によってダークウェブに流出したのは、これが初めてではないという(参考:https://mashable.com/article/

    Zoomで50万件超のアカウント情報が流出・転売ーーFBIが捜査に乗り出す
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