「文章を書く心がけ」のコーナーです。 * * * 結城はふだんVimというテキストエディタを使っています。 Vimには、ノーマルモードとインサートモードという二つのモードがあり、ノーマルモードでは、入力したキー(文字)はコマンドとして扱われます。 たとえば、カーソルの移動(上下左右)は k j h l というキーを打って行います。文字を入力するためには、コマンドモードからインサートモードに移る必要があります。 ……と説明すると、めんどうそうに感じるかもしれませんが、Vimのユーザ(Vimmerという)にはめんどうな話ではありません。現在どのモードにいるかは身体が覚えているので、特に意識しなくてもさっとモードを移ることができるからです。 しかしながら、Vimというエディタは、基本的にインサートモードの継続時間が短いことを想定してデザインされていると思います。つまり、文字を連続的に入力し続ける
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