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3月版 トレーサ関連に大きな進展、ftraceがデファクトに? 小崎資広 2009/4/8 お久しぶりです。先月はThe Linux Foundation Japan Symposiumの発表や何やらで急きょ休んでしまいました。関係各位に迷惑を掛けてしまい、若干肩身が狭い筆者です。 さて、最近の一大ニュースといえば、Linuxの起動ロゴがTuxからTuz(1月のlinux.conf.auのマスコット)に変更されたことでしょう。何げなく最新カーネルをビルドしようとして、ロゴ変更にビックリした人も多いんじゃないでしょうか? どんなロゴか興味がある人は、Linusのブログから見ることができます。 執筆時点ではあと数日もしたら2.6.29がリリースされそうな雰囲気なのですが、残念ながら締め切りに間に合いそうにないので、今月は通常のKernel Watchでお送りします。それでは、どうぞ。 編注:米
ここ2-3年ほど、いわゆる非SQL系データベースがホットな話題になってきています。このムーブメントを総称して「NoSQL (Not-only SQL)」と呼ばれることが多いようです。まるでSQLを否定しているかのような誤解を招きやすい用語ですが、かといってキー・バリュー型データストアや列指向DBを総称できる他の呼び方もないので、このエントリではNoSQLという用語を使うことにします。 OracleやMySQLなどのSQLデータベースが成熟していく一方で、SQLデータベースを特徴づける弱点である柔軟性のなさ、堅牢さと引き換えに犠牲になった更新性能の低さ、スケールアウトの難しさなどから、「何でもかんでもRDB」から「目的に応じた永続化」が模索される流れになってきました。 時を同じくして、キャッシュサーバの世界でも、MemcachedのもつシンプルなAPIの使いやすさが評価される一方、LRUによ
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