道端で、たったひとりで保護されたポーちゃん。 治療や不妊手術、ワクチン接種も終わり、新顔の彼が暮らすことになった猫舎は…。 コマル「お?また新入りでっか?」 ケンタ「兄チャン、どっから来たん?」 ミャー「シュッとした男前やんかいさ!あめちゃんあげよか?」 そう、以前ヒカルがつぶやいていた、コマル達のお部屋です。 猫は環境の変化に弱いので、カップリングは時間と根気と気遣いが大切ですが、コマル達もヒカルもポーちゃんも、子犬より適応力が高く、フレンドリーすぎるくらいフレンドリー。 初めてあった日から、ガッツリ肩組んで甘噛みし合うほどじゃれあって、何年も寝食を共にした気心知れた仲間のような馴染みようは、見ていて気持ちが良く、羨ましさすら覚えてしまいます。 みんな、不衛生な環境で生まれ育ったことや、ウィルスや細菌が原因で、目に後遺症が残っています。 調子の悪い時だけ点眼したりしているものの、あれほど