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沈下する2010年もあとわずか。今年ほど、日本にとっての自信喪失年はかつてあったでしょうか。経済では、「日本のようになりたくない」「日本の二の舞はごめんだ」「落ちていく日本」など、世界中から負のお手本のように見られている現状。政治では、変化を求めたはずなのに逆戻りどころか、前より悪化の感。閉塞感が蔓延し、口をついて出るのは、愚痴かあきらめか批判。これでは、日本の沈下を止めようがありません。 酷くない? 日本の村八分現象 その典型的な例が、村八分現象。歌舞伎役者市川海老蔵さんへの容赦ないバッシングは、権威に対する弱者の憂さ晴らしのように思えてしまいます。一方的な正義(?)のスタンスが、本来の多様的な視点を覆い隠しているのです。これは、ほんとうに危険な兆候。偏った見方や偏った価値観が、日本中を席巻している。 思い返せば、今年はこの現象が顕著。現状への不満への見方がワンサイドになってしまって、出
浅田真央さんの本を書くことになった。 これは、真央さん本人を初め、さまざまな方々のご協力のもとにスタートした企画である。 もともとは、出版社の編集者の方(ここでは仮にAさんとする)が、ぼくのもとを訪ねてきてくれたことがきっかけだった。Aさんは、今年初め、後にベストセラーとなるぼくの著書『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(以下『もしドラ』)がまだ出たばかりの頃に、「これは素晴らしい本だ」と評価してくださり、「これに類する本をうちでも書いてくれないか」という提案を携えられ、会いにきてくれた。 しかしながら、ぼくはこれを丁重にお断りした。なぜなら、『もしドラ』に類する本は書かないと、もうすでに決めていたからだ。同時に、次に出す本は「自分が興味のあることを取りあげたドキュメンタリーにしたい」という思いもあった。だから、そのことを率直に申しあげると、Aさんは、
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 「グローバリゼーション」と言うと、地球規模のビジネスをイメージする。「国際化」も似たようなものだろうと思う。 が、「国際化とローカリゼーションのセットでグローバリゼーションを構成するという考え方をする」と説明する人がいる。それは「ローカリゼーション産業」の担い手たちだ。この考え方は、特にソフトウエア設計で浸透している。 どう実践されているか、簡単に説明してみよう。商品企画スタート時、まず世界各地にある独自な要素をあらかじめリストアップ。そして、商品設計の段階で統一的なスペックを作り上げる。2バイト環境と1バイト環境を事前に考慮した設計は、この一例だ。あるいは、住所表示が日本では区・町名・番地となるが、欧州では通り名・番地か番地・通り名だ。カー
「mixiもGREEもモバゲータウンも、テレビコマーシャルを展開してるんだよ」 「え?本当?」 「それどころかGREEとモバゲータウンは、いまやテレビ局にとってはトップ10に入る重要な顧客のはずだよ。2社のテレビCMを見ない日が無いぐらいだから」 「嘘でしょ!?信じられない!」 日本のソーシャルメディアの現状って「信じられない!」 10月28日、29日に開催されたデジタルマーケティングの国際カンファレンス「ad:tech tokyo 2010」。私自身もソーシャルメディアの効果測定に関するパネルディスカッションにパネリストとして参加しました。パネルディスカッションの前に米国とマレーシアのパネリスト2人と打ち合わせをした中での会話です。 この2人に聞かれたのは、日本のソーシャルメディアの状況についてです。米国や東南アジアでは米フェースブックが運営するSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サー
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン ニューヨークのマンハッタン島南端付近とブルックリンを結ぶブルックリン橋あたりで、最近おかしな現象が起きている。深夜にこの近辺を散歩すると、いくら寒い時期であっても、上半身裸で、裸足で走っているひげ面の男たちが出没するというのだ。 この風変わりな人たちが実践しているのは、「New Caveman lifestyle」と呼ばれている、新しいライフスタイルだ。ニューヨークという大都会で暮らしながら、まるで原始時代の人間のような食事や運動をして生活するという。 これは一時的な流行なのか。それとも、新しいダイエットやエクササイズとして定着していくのだろうか。あるいは、誰かの天才的なひらめきがもたらした新たな行動様式なのだろうか? 原始人ライフスタイルを
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 月間ユニークユーザー数、884万人、月間ページビュー数、4億6000万(2010年3月)を誇る国内ナンバーワンの料理レシピの投稿・検索サイト「クックパッド」。 日常的に料理をする人はもちろんのこと、たまにしか包丁を握らない人でもクックパッドのウェブサイトを一度は訪れたことがあるのではないか。 2ちゃんねるやTwitterを凌駕する それくらい、クックパッドはレシピの投稿・検索サイトとして不動の地位を築いているように思える。なにしろ、母の日とカミサンの誕生日くらいしか、料理をしない筆者でさえも、クックパッドは何度かのぞき、お世話になったことがあるくらいだ。 ページビュー数の比較でいえば、この4億6000万という数字は、2ちゃんねるや今流行りのT
私(吉田文儀)はクロス・コンセプト(大阪市)という会社を立ち上げて、様々な業界の企業ケータイサイトの運営・サポートを手掛けています。業界や企業に関係なく、ケータイサイトの登録利用者からいただく問い合わせ件数で常にトップ3に位置するのが、「パスワード忘れ」です。 「企業が対応してくれる」と甘えているのでは? パスワードは、改めて言うまでもなく、情報を保護・管理するための重要な役割を担っています。「絶対に忘れないように」と、いつも同じパスワードを使うようにしている人も少なくないでしょう(これはこれで、安心とは言えないのですが)。 そんな人にしてみれば信じられないかもしれませんが、パスワード忘れの理由を尋ねてみると、登録時に、 ・「その時に好きな歌のワンフレーズ」などノリで設定した ・どこにもメモせずに、適当に文字列を入力した といった人が案外と多いのです。そして、いざ必要となった時に「あれ?
パッ、と伝わるプレゼン資料とは予測しやすいイメージを描くことに尽きる。私は数多くのプレゼン資料をアドバイスしてきた経験からそう気づきました。 パッ、と相手がイメージを見た時に「それって○○○かな?」と、その見せたイメージからプレゼンの内容を予測します。聞く説明がイメージと合っていれば、理解が深まりますが、イメージで予測した内容と違う説明を聞かされると、聞く内容と見ているイメージが不一致のため混乱し、「分かりにくい」といったことになってしまいます。 「分かりやすい」スキーム図の描き方 そこで、今回はイメージの中でもプレゼン資料で、描かれる機会が多いスキーム図についてお話しします。 スキーム図を描くには、「サイズ・コントラスト・ライン」が鍵を握ります。サイズ(大きい・小さい)、コントラスト(明るい・暗い)、ライン(太さ・細さ)によって、表現の幅が広がります。
お悩みの解決方法は簡単です。ずばり、転職先を探す前にご自分の仕事を「やりがいがある仕事」に変えてみてはいかがでしょうか。 あなたが考える「やりがいがある仕事」とは、どのような仕事ですか。華やかで見映えのいい仕事ですか? お金がたくさんもらえる仕事ですか? それとも縁の下の力持ちとなる仕事でしょうか? 私は、「やりがいがある仕事」とは、働いている本人が「やりがいがある」と思っている仕事だと考えています。逆に、どんなに格好良く見える仕事でも、本人が「つまらない」と感じていれば、それは「つまらない仕事」なのではないでしょうか。 よく当社の社員にも話すのですが、人間は、とらえかた次第で、いくらでも前向きになれるものです。私の経験上、「心の持ちようや考え方」でどうにでもなってしまうことは案外多くあります。現実にはつまらない仕事を「やりがいがある」とただ思い込むだけじゃないか、という方もいるかもしれま
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 映画「An Officer and a Gentleman」の邦題は、ご存じですよね。 140文字のエントリーが飛び交うTwitterへの注目が、日に日に増しています。とりわけ最近、ネット上の話題を超えて、伝統的なメディア、テレビの情報番組や、ラジオ、新聞、雑誌などで、Twitter(ツイッター)ブームを紹介していたり、具体的な操作方法を視聴者や読者に解説していたりするのを、よく見かけます。 しかし、情報番組の司会者や、アナウンサー、コメンテータ-、といった人たちの殆どが、自分個人ではTwitterをやっておらず、「いつのまにか、こんなに世間では、つぶやくことがブームになっていたんですねぇ」といった調子で、「また、インターネットの中で始まった
「人事部長100人とつくるコラム」「強い会社は社員が偉い」「野々村人事部長の歳時記」を連載してきた野々村人事部長こと、永禮弘之氏が読者参加型のトークライブを12月5日に開催します。第1回目のゲストは、シグマクシスCEOの倉重英樹氏。そこで、永禮氏、倉重氏のコラムを再掲載します。最近、日経ビジネスオンラインを読みはじめた方はご一読ください。 (記事の最後に筆者の「特別ライブセミナー」のお知らせがあります) ※2007年7月17日公開記事の再掲載です。 昨今、新卒採用者の3分の1が3年以内に退職するという定説が生まれ、人手不足で転職市場はにぎわっている。そして、企業買収や合併の話題が、新聞に載らない日はないくらい、多くの組織が統合したり消滅したりしている。 結果として、組織と社員の流動化が激しくなっている。そこで、組織・人材の流動化、「組織の新陳代謝」について、野々村さんと現役の人事・人材開発
最近、いろんな企業の顔を見る機会が多い。何かを買ったり誰かと話したり、というのはつまりは、話す相手の背後にある、その人物が属する企業と向き合うことなのだ、と実感する。 資生堂副社長とあるイベントで対談した。ワークライフバランスの重要性を考える対談だった。女性で子育て体験もある副社長が語った中で、「不遜な言い方ですが…」と謙虚な前置きをした後に、忘れられない言葉があった。 「およそ考え得るすべてのワークライフバランスのための対策を投じました」 その結果、資生堂では女性の退職者がほとんどいないという。 「うらやましい」 それが私の正直な感想だった。ワークライフバランスは、フリーで働く女性にとっては理想郷だ。フリーは自由な働き方ができるというのは錯覚で、実際私が経験した働き方はとめどなく終わりのないものだった。 それはフリーという不安定さがもたらす強迫観念と言おうか、保証のない職業につきものの、
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 最近、「ソーシャル」や「社会的」といった言葉を耳にする機会が増えてきた、と、感じる人は少なくないかもしれない。確かに、「社会起業家」「ソーシャルベンチャー」といった言葉がさまざまな場面で引き合いに出され、社会起業家を扱った本が書店で平積みになる光景も見かけるようになったのがここ数年の傾向だ。 しかし、いざ一人のビジネスパーソンが、こうした「社会的」「ソーシャル」なことに関わろうと思うと、意外と選択肢は限られている。勉強会のような場に出かけて知識を養うか、ビジネススクールや起業塾のような場所に通って本気で社会起業家を目指すか、はたまた、気になるNPOを見つけてボランティアとして飛び込んでいくといった方法などが思い浮かぶかもしれない。 こうした選
フジテレビジョンと日本テレビ放送網は9月中に、ヤフーの動画配信サイト運営子会社「GyaO」に出資し、それぞれ株式の7%を取得する。フジはGyaOにコンテンツを供給し、日本テレビはGyaOとネット動画事業全般にわたって協業を検討する。ヤフーが9月4日に明らかにした。 GyaOは今後、映像コンテンツの権利者に正当な対価が支払われる仕組みに重点を置いた配信システムを構築する方針。放送局との提携はその一環と位置付ける。 提携後、フジは自局のテレビ番組をネット配信する「フジテレビ On Demand」のサービスを、 GyaOの有料動画配信サイトでも行なう。日本テレビはGyaOと、ネット動画配信事業の無料広告モデル、課金モデル、EC連携モデルなどを検討する。 GyaOの出資構成は9月4日時点でヤフーが51.0%、USENが49.0%。株式の異動後もヤフーの持ち分は変わらないが、USENは35.0%に低
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 米ツイッターなどのリアルタイム・ウェブ企業が投資家の注目を集めている。 詳細な個人情報がリアルタイムに集まるなど、広告主への魅力は大きい。 収益化の成否は不透明だが、グーグルを脅かす存在になるとの声もある。 ニューヨークに本社を置くネットメディアのインキュベーター、ベータワークスの共同創業者でCEO(最高経営責任者)のジョン・ボースウィック氏(43歳)は穏やかな語り口に高揚感をにじませる。同氏は“つぶやき”と呼ばれる短いメッセージを交換し合う大人気のミニブログサイト、米ツイッターの出資者だ。同社以外にも21社のリアルタイム・ウェブ企業への出資や育成を手がける。 “リアルタイム・ウェブ”は、ツイッターでのつぶやきやSNS(ソーシャル・ネットワー
地域の風土や文化から生まれた伝統工芸品は、私たちの生活に密着していたものでした。気軽に楽しめたはずの工芸品は今や手の届きにくい高級品となり、買い手がその価値を理解することも難しくなりました。伝統工芸を取り巻く環境は決して楽ではありません。しかし、過去にも多くの困難を乗り越え、伝統工芸は何千年、何百年と生き残ってきました。 この連載では、こうした日本の素晴らしい伝統工芸品を守りながら、新しい工芸品の道を探すべく「JAPANブランド育成支援事業」に参画している事業者の試みと工芸品への思いを紹介していきたいと思います。 JAPANブランド育成支援事業は、全国商工会連合会、日本商工会議所が中心となり、世界に通じる新しい商品やサービスを作り、自らの経営基盤の強化と地域経済の活性化を目指した事業です。後継者不足や市場の縮小に負けず、伝統の革新に挑む事業者たちの取り組みには、「モノ作りニッポン」が生き残
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