多摩動物公園で2015年9月28日、サーバルの赤ちゃんが2頭生まれました。母親の献身的な子育てのもと、2頭はすくすくと育っています。サーバルの赤ちゃんが無事に育つのは2003年以来、じつに12年ぶりのことです(2008年に「シオン」が繁殖しましたが、残念ながら死産でした)。 ・サーバル誕生のニュース(2015年10月8日) 今回の母親「ユリ」は羽村市動物公園から2014年10月に多摩動物公園にやってきました。来園当初は約1歳だったユリの顔つきは幼く、行動にはあどけなさが感じられました。しかし、来園後1か月も経たないある日、運動場に出たユリから発情時特有の甲高い声が聞こえてきました。 その後、ユリにかわって運動場に出たオスの「ポール」が、ユリの残したにおいを嗅ぎ取って鳴くという反応をわずかながら見せました。ユリが成獣ならこのタイミングでポールと同居させて繁殖を試みることも考えられますが、まだ
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