学生が創るオープンアクセス誌Library Student Journal創刊 図書館情報学専攻の学生による図書館情報学のオープンアクセス誌「Library Student Journal」(LSJ)が,2006年9月,オンライン上に創刊された。LSJは,米国のバッファロー大学の学生が編集する査読誌であり,将来図書館情報学の専門家となる人のための国際的な学術雑誌となることを目途としている。 投稿原稿には,記事,エッセイ,レビュー,論評,レターの5区分があり,原則として学生が執筆する。論評については,実務者や教育者も執筆できるが,新しい技術や将来の流行に関する記事に力点が置かれ,学生主体で編纂されている。 査読は最低3人が担当することになっており,そのうち2人は編集委員,1人はそれ以外が担当することになっている。編集委員は米国の図書館情報学専攻の学生を中心に現在25人ほどおり,外部査読者も含