ブックマーク / kumagi.hatenablog.com (7)

  • 正しいクラウドはある意味で遅い - Software Transactional Memo

    TL;DR 正しく設計するとキャパシティは常にカツカツになる これはpyspaアドベントカレンダーの8日目の記事です。前日はShibukawaさんです。 世はクラウド時代、ソフトウェアはひとたび作られたら何億回実行されても摩耗するものではないので、どんな間抜けなロジックであろうと動く以上は別のどこかで瑕疵が出てくるまで使い倒されるのは日常茶飯事である。 サービスを負荷の前提の上に定義する クラウドより前の時代においてサービスを支えるマシンは「ロードアベレージが1.0を超えてなければとりあえずOK、超えたらマシンを増やして負荷を分散する」というノリのベストプラクティスがよく言われていたがそれはサーバ資源の確保にそれなりに時間がかかる時代の常識であって、クラウド時代でサーバは分単位で確保できるようになった。 クラウドの利点としてその即時的なスケーラビリティが常套句として使われて久しいが、これは

    正しいクラウドはある意味で遅い - Software Transactional Memo
    tmatsuu
    tmatsuu 2022/12/11
    アパート経営の話、もっと聞きたい(そこじゃない
  • Re: ブロックチェーンでそんなことはできない - Software Transactional Memo

    はじめに chike0905.hatenablog.com この記事は大変楽しく拝読したが、ブロックチェーン素人ながら気になる点がいくつかあったので指摘する。要旨は以下である。 タイトルで「できない」と言ってる割には「できるけど筋が悪い」だけに見える 研究中で結論が出ていないトピックを「できない」と呼ぶのは違うのではないか 文体が学術めいている割には用語の使い方がやや雑に見える ブロックチェーンに「不可能」な事にフォーカスすべき 浮足立つ界隈に対して問題提起するならば的を絞って指摘すべきで、容易に解決可能そうに見えてしまう批判はかえって混乱を招く恐れすらある ノードの独立性 各自で検証し、他のノードに依存するプロセスは定義のブロックチェーンの動作の中には含まれない。 従って、他のノードに何かを問い合わせる必要もなく、信頼する第三者などは存在しない。 この部分はあまり正しく理解している人が

    Re: ブロックチェーンでそんなことはできない - Software Transactional Memo
    tmatsuu
    tmatsuu 2022/06/04
    ノードの独立性のところ、自分もよくわかってないので改めて勉強しなおしたいところだ。児童ポルノ画像などが埋め込まれた結果、国からアクセス禁止になりあっという間に崩壊するシナリオはあると思っている。
  • Re: Web3というテロリズム - Software Transactional Memo

    えふしんさんに何の恨みも無いのだけれど わからないことを偉そうに書いて怒られて進化したいという芸風なので書いてみました。 Web3というテロリズム|えふしん #note https://t.co/84SoYtIzDC — えふしん (@fshin2000) 2022年2月17日 というのだから技術的に正確なツッコミを入れて欲しいという事だと信じて書く。まさか後釣り宣言など来ないだろう。 Web3という言葉は、既存の権力構造に対する宣戦布告と考えれば、割と素直に受け入れられる。 ここは当にその通りで「下剋上」の雰囲気感だけで業界が振り回されているのは見るに耐えない。権力構造を敵対視するあまり、当に味方に付けるべきエンドユーザーの事がなおざりになっているとすら感じている。市場経済で世の中が動く中、エンドユーザーは確かな利益が無ければ動かないし、利益無しで人やお金を動かさせたら詐欺である。こ

    Re: Web3というテロリズム - Software Transactional Memo
    tmatsuu
    tmatsuu 2022/02/23
    発行者を信用するのところはPGPのkey signing partyを思い浮かべたけど、あれも結局パスポートなど中央集権を拠り所にしているので非中央集権は難しそうだ。
  • NFTとメタバースについて思うこと - Software Transactional Memo

    TL;DR NFT投機界隈のデタラメに気をつけましょう ブロックチェーンはデータに価値をもたらすのか もたらさない。 NFT界隈がよく言う「希少性」自体には何の価値もない、部屋の隅に落ちている埃だって厳密には世界に全く同じ物は存在しないしデジタルデータのように完璧かつ無制限に複製することもできない、それでも価値はない。 ブロックチェーンのwalletを作成したら既にそのwalletは自分の唯一無二な所有物となるが作成時点でwallet自体の価値は空である。希少や有限であること自体を根拠に出資を迫ってきたらそれは詐欺である。 希少or有限な物にお金を払うモチベーションがあるとするならばそれは実需を除くとそういう信仰があるからに他ならない。伏見稲荷大社に21万円払えば5号の鳥居が奉納できるがやってる事はそれと変わらない。伏見稲荷大社に置ける鳥居の数は当然有限だが、有限であることだけを理由に奉納

    NFTとメタバースについて思うこと - Software Transactional Memo
    tmatsuu
    tmatsuu 2022/02/23
    自分の中で漠然と思っていたことが細部まで考察されていて、ああ俺もこんな能力がほしかったなぁと思った。
  • NTTによるブロッキング論点の整理 - Software Transactional Memo

    NTTがブロッキングを発表してから様々な反響があったのでざっと眺めて反応を主観でカテゴライズしてみる。 TL;DR; NTTも政府もしっかりしろ。あと違法行為はやっぱりダメだ。 今回の措置に賛成だよ派 困ってる人がいるからしょうがないよ派 プロバイダ責任制限法を越えるから仕方ないよ派 やまもといちろうが気にわないよ派 他の国ではやってるよ派 反対派は漫画村ユーザだよ派 ブロッキングは合法だよ派(宛先は通信の秘密に当たらないよ派) 政府がそう言ったらしいよ派 緊急避難が適用されるから合法だよ派(児童ポルノと同じだよ派) なるべく速やかに立法すべきだよ派(結果整合派) 違法だからどうした派(アナーキー派) 今回の措置に反対だよ派 当に緊急回避が成り立つなら賛成だよ派(漫画村もうないじゃん派) 立法の後なら賛成だよ派 さっさと立法しろ派(法治重視派) 憲法21条も一緒に修正しろ派(整合性重視

    NTTによるブロッキング論点の整理 - Software Transactional Memo
    tmatsuu
    tmatsuu 2018/05/04
    「予め用意した一覧を元にリゾルバで応答を返さないだけで、覗いてないので通信の秘密を侵害していない」という論法は成り立つんだろうか。そういえば公衆無線LANでよくあるDNSやHTTPでの強制リダイレクトって合法なん?
  • 分散システムについて語らせてくれ。顛末と反省。 - Software Transactional Memo

    8/10のNTT Tech Conference #2 にて発表の時間をもらってこのタイトルで喋ってきた ntt-developers.github.io 発表が決まるまで これはNTTグループ内のソフトウェア・ネットワーク系技術者が集まるコミュニティで、誰が発表者になれるかは投稿されたProposalに対するコミュニティ内での投票によって選考される。 何を話したいか自分の中でも固まりきっていなかった上に、主催者の話をロクに聞いていなかった自分は小さい部屋で僕のことを知る人しか集まらない不人気セッションを勝手に想像しており、abstractを書く欄に「実世界で使われている分散システムを構成する際に理解してほしい議論についてkumagiが一人で滔々と語る。」という漠然とした説明を書いた。初心者にこそ聴いて欲しいという身勝手な理由でレベル設定をBeginnerにし、自己紹介欄に至っては当は経

    分散システムについて語らせてくれ。顛末と反省。 - Software Transactional Memo
    tmatsuu
    tmatsuu 2017/08/19
    素晴らしい
  • 分散プログラミングモデルおよびデザインパターンの考察 その3 - Software Transactional Memo

    昨日に引き続いて分散システムのデザインパターンについて書いていきたい。 だがそれ以前に故障モデルに関する前提を忘れてはならない。人によって様々な方針があるが、個人的には分散システムの世界において意識しなくてはならない故障モデルは4つだと考えている。僕は前回のブログに書いた Replication のをベースに書いており、少し言葉遣いや定義が他とやや違う点は許して欲しい。また、通信の脱落・遅延とはレイヤーが異なる議論である。 故障モデルの分類 故障が起きないモデル これは故障が起きない世界を仮定するモデルである。これ自体はプロダクションにそのまま投入できるものではない。だがこの故障モデルを想定しても解けない問題は故障が発生する状況では絶対解けない事が断言できたり、合意プロトコルが正しいかを議論する土台となったり、様々な実用的なアルゴリズムや分散システムの土台となるアルゴリズムが生まれる土壌

    分散プログラミングモデルおよびデザインパターンの考察 その3 - Software Transactional Memo
    tmatsuu
    tmatsuu 2016/03/06
    あとで
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