ブックマーク / snowymoon.hateblo.jp (9)

  • 「はい、論破。」はディベートではない - 雪見、月見、花見。

    気づいたら6月も終わりかけ。 流石にそろそろ更新したいなーと思っていたところ、こんな記事が上がっていました。 「はい論破。」は誰も幸せにしない:日経ビジネスオンライン 心理学博士の榎博明さんに対するインタビュー記事ですが、この中で榎さんは、ディベートに象徴される相手の意見を論破する欧米流の対立型コミュニケーションに対し、日人の相手の気持ちを思いやる融和型コミュニケーションを置き、後者の重要性を説かれています。 なかなか興味深いお話でした。 私も「論破」というものには以前から少し思うところがありまして、ちょうど良い機会なので、今日は「ディベート」と「論破」について書いてみようと思います。 論破宣言という敗北 榎さんは記事の中で「論破」的な自己主張の強いコミュニケーションで社会が殺伐としていることを憂いていますが、これは私も共感できるところです。 実は、私のブログでも過去にそのような「

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    tmura3 2014/06/28
  • ハイソなスーパーから考える「格差」と「普遍性」 - 雪見、月見、花見。

    ※今回はちきりんさんの企画、 ・いつもは行かない初めてのスーパーに入ったら、 ・価格が驚くほど高く、周りの客の服装もいつものスーパーより、かなりハイソな感じだった。そして、 ・「オーガニック納豆をください」と店員に話しかける “6歳ぐらいの女の子”を目撃した としたら、その経験から、ブログの読者にたいして「何を伝えたい」と思うか、ぜひ考えてみてください。 伝えたいメッセージを文章にする、ということ - Chikirinの日記 をやってみます。 ■元記事:いつもは行かないスーパーで見た格差 - ブログ/韻 The Future 当は「そんな経験をしたとして」書くお題ではあるのですけれど、私は実際に似たような経験をしたことがありまして。 学生時代、近所になかなかにお高いスーパーがあったんです。オシャレ野菜とか輸入品とか並んでる、ほんとハイソなスーパー。 一人暮らしビギナーな時って、とりあえ

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    tmura3 2013/12/08
    オーガニック納豆
  • 日本社会に欠如してるのは「生産性の概念」じゃなくて「時間感覚」 - 雪見、月見、花見。

    私ごときが大御所のお二人に並んで意見をあげるのもアレなのですけれど、ちょっと気になる議論だったので。 「生産性の概念の欠如」がたぶんもっとも深刻 - Chikirinの日記 「生産性の概念の欠如」はなぜ起こるのか - 脱社畜ブログ 先日から話題のこの2記事。 日の職場(特にホワイトカラー)に長時間労働が当たり前のブラック環境が多いのは、「生産性の概念」が欠けてるからじゃないか、というのがテーマです。 「長時間労働に精神面でも給与面でも依存しすぎなのが問題」と言うのがちきりんさんで、「個人が頑張って生産性を上げても給与が上がらないのが問題」と言うのがクラゲさん、と「生産性の概念」が欠けてる理由についてはお二人は少し主張が違いますけれど、「生産性の概念の欠如」を問題視してるという点では共通しています。 確かに「生産性の概念」ってないがしろにされてるよねーと、そこそこ納得できる話ではあるのです

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    tmura3 2013/10/17
    一部の趣味が仕事で仕事が家庭という人の多さが病理となってる気もする。
  • なぜ人は努力するのか - 雪見、月見、花見。

    「あなたは努力が足りない」 とか、 「私は大変に努力したので、成功できました」 とか、 そんな自分や他人の努力を量るような言葉たち。 人の努力の量をさげすんだり、自分の努力の量を誇ったりする言葉たち。 そんな言葉を目にする度、耳にする度、私は何となくモヤモヤいたします。 人にとって、努力は必要無いとか、努力が重要じゃないというのではないです。 もちろん、ある人の努力が実際に足りないことも、またある人の血の滲む努力が実って成果があがったこともあるでしょう。 私たちは努力して色んな困難を切り抜けないといけませんし、そして多くの方々の努力の恩恵を被っている、それは多分事実なんだと思います。 でも、それと、「努力が量れるかどうか」と「努力を比べられるかどうか」は全然別問題だと思うんですよね。 努力って、すっごく主観的なもので、その量というのは、他人には分からないものではないでしょうか。 陰ながら練

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    tmura3 2013/08/26
    その小手先の技術も努力の賜物です。きっと。
  • ブログという趣味 - 雪見、月見、花見。

    プロになるわけでもないのに何で趣味に打ち込んでるの? 趣味というものはこの世に無数にありますけれど、趣味趣味であるための最低必要条件って「やってる人がそれをやってるだけで楽しめること」でしょう。 まあ、楽しくもないのにやってて、「これが趣味です」と言う人はまずいないですよね。 上の記事を読むと、きっと多くの方は、「人が楽しいならええやんかー」って、言ってあげたくなるのではないでしょうか。 この「趣味人が楽しいこと」という条件、当たり前のようながら、でもよく忘れられがちな事項です。 よく話題になる、仕事趣味の違い、プロとアマの違いも、「楽しさ」などの「主観的な価値」が第一目標なのか、「お金」などの「客観的な価値」が第一目標なのか、そこが違うのだと思います。 なお俺自身のアマチュアリズムへの固執については、前からいってるように、その理由は「金もらったら自由になれない」からに尽きる。

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    tmura3 2013/08/16
  • 選挙の投票率を上げる方法 - 雪見、月見、花見。

    日は打ち上げ後でベロンベロンの雪見がお送りしております。 先週末には都議選がありましたね。結果はどうあれ、来月の参院選の前哨戦ということで各党総力戦となったことが話題になりました。 そう、思い返せば大騒ぎだった衆議院選挙もつい半年前。 何というか、ここんとこ、集中的な選挙シーズンな感じがありますよね。 そんな選挙の問題点として、有名なのが「一票の格差」の問題です。 都市部の人の1票の価値と、地方の人の1票の価値に2倍以上の差があるということで、最高裁でも違憲判決が出て、さあ大変という、あの問題。 前回の衆院選も、「1票の格差」があるなら無効なんじゃないのという話がありつつも、結局来月の参院選にも格差是正が間に合わなかったらしいので、何とも解決の道筋が全然立っていない、困ったお話です。 そんな「1票の格差」については、私は以前ここの記事で私案を提示してみました(一人一票 - 雪見、月見、

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    tmura3 2013/06/28
  • 英語は学ぶ必要が無い仮説 - 雪見、月見、花見。

    与党が大学受験者全員にTOEFLを課すという提言をするなど、世の中とかく「英語」「英語」と叫ばれています。 いわゆるグローバル化というものなのでしょう。 「日の産業が苦境なのは英語が話せないからだ」という空気のもと、近いうちに「英語を話せぬ者は人でなし」と言い出されかねない雰囲気まで感じます。 しかし、こんなにも日人は「英語」に熱を上げているにもかかわらず、肝心の実力はまだまだのようで、まるで片想いに敗れ続けてボロボロになっている人のような正直見てらんない状況です(そういう、私も英語苦手なのですが!)。 ■日人は英語が苦手 なぜ、日人は英語が上手くならないのでしょう。 これは以前の記事でも書いた通り、そもそもwritingやspeakingなどの意見主張能力が乏しいためと私は考えています。(日人は英語が苦手と言うけれど - 雪見、月見、花見。) 言語習得の基盤となるこの意見主張能

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    tmura3 2013/04/26
  • 定義の定義、意味の意味。 - 雪見、月見、花見。

    コンビニ店長さんが引退されてしまったようでして。 ・引っ越します - 24時間残念営業 私もいつも楽しく拝見させていただいたので、すごく残念です。 ただ、私自身、時折消えたくなる衝動がある方なので、色々しんどくなってブログから一旦引いてしまうという行動に対して、あまり「頑張って」とか「戻ってきて」とか言いにくいところ。だから、今はほんと、ただただ「残念です」としか言えません。 おそらく店長さんが辞めたくなられた理由は色々あるのでしょうけれど、きっかけとなったのは一応この記事のようです。 ・なぜコンビニ店長の文章はぼやけているのか 今回の店長引退の引き金を引いたということで、この記事の著者の方に多数の方から非難の声が上がっていますが、これらの声を拝見していると、「こういうネチネチとした批判を書くな、消えろ」という非難が目に付きます。 私は何だかんだで「批判を書く自由」もある程度は認められてい

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    tmura3 2013/04/21
    定義って難しい。
  • ニセ科学をバカにする前に ~科学という名の宗教~ - 雪見、月見、花見。

    皆さんは「ニセ科学」って聞いたことありますか? その論理過程に飛躍があったり誤魔化しがあったりするのに、科学っぽい体裁や理屈を整えて、いかにも科学的根拠に基づくしっかりとした発見や発明かのように主張する理論や製品を指します。 「□□でガンが治る! ◯◯大学の△△博士が学会で発表!」とか、「最新科学で判明!△△のパワーでお肌が若返る」とか、「◯◯は身体に良い/悪い」とか、「△△で放射線が除去できる」など、色んなパターンがありますが、特に健康系の話に多いようです。有名な血液型性格判断もその代表例ですね。 それらの話はちょっと聞いてみれば、バイアス(偏見)たっぷりの統計が使われていたり、実験結果の数値の解釈が結果ありきで恣意的だったり、大事な情報や前提条件を隠していたりと、多くの場合、およそ暴論あるいは完成度の低いものです。真偽を決めるのを置いておいても、少なくとも疑問点は山ほど出てくるので、疑

    ニセ科学をバカにする前に ~科学という名の宗教~ - 雪見、月見、花見。
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    tmura3 2013/03/23
    某脳科学者のことですね。わかります
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