現在市販されているタブレットOSの中でも、業務用途で使われるプラットフォームとして最も注目度が高いのがAndroid だ。Android タブレットはGoogle™が提供するLinuxベースの無償OSを搭載しているため、Windowsタブレットなどと比べて導入コストが安く、PCのスキルがなくても簡単に操作できる。これらのポイントが、注文端末や受付端末、サービス端末といった専用的な用途で評価を高めている理由といえる。 だがAndroid タブレットにもウィークポイントがある。OSとしての歴史が長く、既に企業での業務活用が進んでいるWindowsタブレットと比較すると、個別機能の開発やカスタマイズで専門的な技術と知識が要求される点だ。業務用途ではセキュリティの強化も必須となるため、これらにかかる手間とコストがAndroid タブレットを専用端末にする際の大きなハードルとなっていた。 ▲TOPへ