今週のお題「変わった」 タイトルの「桜から梅へ」をお読みになって「え?梅から桜へでしょ」と思われた方は注意力がありますね。でも、間違いでは無いのです。 青森県という本州最北の地に生まれ育った私は、この年になるまで「梅の花見」をするという経験がありませんでした。いつかは満開の梅林というものを見て、私もバイリンガルの仲間入りをしたいものだと思ってはいましたが・・・。 津軽にも全く梅の木が無いわけではないのです。よそのお庭に咲いている薄桃色の花を、「まだ桜には早いから、あれはきっと梅だろう」なんて思いながら車で通り過ぎた経験はあるのです。でも、心にも時間にも余裕の無い生活を送っていたし、それに何よりも、その時分には、思いは桜のことで一杯になっていて。 そうなんですよ、北国では、梅も桜もほとんど同時、弘前市民の心は梅に少し遅れて咲く桜に全集中って感じなんですね。 ところが、今年、私は変わったんです