米マイクロソフトは2014年10月20日(米国時間)、サンフランシスコで発表会を開催し、Microsoft Azureをはじめとするクラウド事業について最新情報を発信した。 最初に登壇したCEO(最高経営責任者)のサティア・ナデラ氏は、マイクロソフトの「モバイル・ファースト」「クラウド・ファースト」戦略に改めて言及。コアバリューである「生産性とプラットフォーム」を追求することで、あらゆるビジネス、産業、地域に適合するクラウド環境をマイクロソフトだけが提供できることを強調した(写真1)。 Azureの採用事例としては、サンフランシスコ市やサンノゼ市がOffice 365を採用、ディザスタリカバリに活用していると語った。米4大テレビネットワーク「NBC」は冬期オリンピックや日曜日のフットボール中継で、ドイツの工業グループ「ThyssenKrupp」は110万台のエレベーターの管理に、Azure