株式市場が世界レベルで大荒れのため、株価は惨憺たる状況ですが、Appleの業績は好調なようです。MacやiPhoneの販売台数大幅増のみならず、純利益が26%アップしているというのですから、絶好調といっていいでしょう。ただし、景気後退がささやかれる今、年末商戦は厳しいかも……3カ月後の報告を待ちましょう。 さて、今回は「スワップ防止対策」について。「第295回 メモリ激安の今、敢えて仮想メモリに思いを馳せる」では、OS Xのメモリ管理機構の仕様に起因するスワップファイル生成のプロセスについて説明したが、その対策について量的に不足していた感が否めない。そこで、事態の根本的な解決にはつながらないかもしれないが、情報を追加してみることにしよう。 OS Xのメモリ管理について (補足) 第295回では、アクティビティモニタに表示される用語を用いつつ、OS Xの"メモリ管理のクセ"について述べたが、