今日はMVNOの話。MVNOと言うのはどのようにして実現しているのでしょうか、と言う疑問にお答えするにゃん。 と言っても、MVNOにもさまざまなタイプがありますにゃ。今回はいろいろなタイプを思いつく限り説明してみたいと思いますが、私の知らないタイプも多分あるはずですので、解説のご要望をいただければ追ってわかる範囲での考察と解説をしたいと思いるにゃん。 さてまず最初は、L2接続タイプ。一番古典的だけど一番技術的難易度が高く、実現できているキャリアも少ないタイプだにゃん。このタイプでは、貸し出し元キャリア(以下MNO)は、レイヤ2(イーサネットなど)でインターフェースを開放します(もちろん接続のための仮のIPアドレスなどは別途あります)にゃ。MNOはIPより下のレイヤの中継だけはしますが、認証やIPアドレス割当を含むそれ以上の機能は一切提供しませんにゃ。 たとえば、端末がPPPで接続する場合、