学芸大附属高校には入口と出口の儀式があると林副校長は言う。入口とは、1年の1学期に行う4泊5日の林間学校だ。 出口は高校3年生の9月の「辛夷祭」。文化祭である。特に各クラス75分間にもおよぶクラス演劇が名物だ。受験を間際に控えているが、クラス全員がかかわる。そこには当然、葛藤もある。しかしこんな言葉もある。「辛夷を制する者は受験を制す」。辛夷祭に全力を注いだ者は、大学受験においても好成績を残すという言い伝えがあるのだ。辛夷祭を終えると、大学受験モードに突入。そこから一気に加速する力を「辛夷エンジン」と呼んでいる。 さらなる詳細は拙著『名門校とは何か? 人生を変える学舎の条件』を参照されたい。拙著にはこのほか、県立浦和、済々黌、修猷館、鶴丸、修道、女子学院、雙葉、神戸女学院、浦和一女、慶応、お茶の水女子大附属、武蔵、東大寺、栄光、ラ・サール、西大和、豊島岡、鷗友、堀川についても詳細なレポート
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