このサンフランシスコという街には世界的に有名なスタートアップ企業が数多くあるが、その中でもここ数年で最も注目されている中に”ユニコーン”と呼ばれるタイプの企業がある。このユニコーン達は未上場でも評価額が10億ドル以上の企業を指し、サンフランシスコに本社を置く代表的な例として、Uber, Airbnb, Pinterest, Dropbox, Square, Stripe, Zenefits, Credit Karma, Jawbone, GitHubなどが挙げられる。これは、人口単位でみたユニコーン比率としては世界ダントツである。 未上場で10億ドル以上の企業価値を生み出しているわけで、1990年代後半の第一次ドットコムバブルの際や現在の日本のベンチャー市場に見られる、”とりあえず上場”しなくても、高い企業価値を生み出す事が可能になってきている。 大きな理由としては、ユニコーンになっている