財務省が9日に発表した新紙幣の5千円札に使われる津田梅子の肖像に関し、津田塾大が提供し、新紙幣と酷似している36歳ごろの写真と顔の向きが逆になっていると指摘されていることが16日、分かった。津田塾大の広報担当者は「写真が反転されて肖像画に使われたと考えている」としている。財務省は「写真をそのまま写すものではなく、反転などの加工は問題ない」としてそのまま発行作業を進める考えを明らかにした。
どうする 明日のエネルギー 2050年、温室効果ガスの排出量を実質ゼロに―。政府の意欲的な目標にリアリティーはあるのか。今夏に改定される「エネルギー基本計画」を巡る議論を通して考える。
岸田文雄首相が24日表明した新型コロナウイルス感染者の全数把握方法の見直しは、全国一律の導入は見送られ、調整に難航した苦悩が色濃くにじむ。当初は「ウィズコロナ」を演出するため「第7波」収束後の抜本的な見直しを見据えていたが、かつてない爆発的な流行は想定に反して長期化。疲弊する医療現場や保健所の強い声に押されて重い腰を上げた格好で、後手に回った印象は拭えない。 当初のシナリオ この日、関係閣僚と協議を終えた首相は、リモートで取材に応じ「高齢者をはじめリスクの高い人の命を守ることを最優先に考え、さらなる対策強化を指示した」と見直しの狙いを説明。医師による患者情報の入力を高齢者などに絞ることで「必要な診療時間を確保していく」と強調した。 ...
拡大 「人工知能(AI)洗稿」サイトの一つ。本紙記事を中国語に翻訳した文章を画面中央に貼り付けて「生成偽原創(疑似オリジナルを生成)」ボタンを押すと、表現を書き換えた文章が瞬時に表示された。悪用禁止の注意書きもあった 【北京・坂本信博】中国で、他人が書いたリポートや論評などの文章を人工知能(AI)を使って自動的に書き換え、自分のオリジナル文章として公表する盗作行為が横行している。「洗稿」と呼ばれ、インターネット上に投稿して広告収入を得ることが狙いとみられる。中国では近年、知的財産権保護の動きが強まっており、AI洗稿サービスを提供する企業に損害賠償を命じる判決も出ている。 中国では、交流サイト(SNS)やネット上のプラットフォームに医療、科学、自動車、芸能、ゲーム、時事問題などさまざまな分野の記事を投稿し、閲覧数に応じて広告収入を稼ぐ手法が普及している。 ...
政府の新型コロナウイルス対策で約8000万枚の大量在庫が問題になった布製「アベノマスク」について、配布希望の殺到により、配送料が10億円に上るとの試算があることが1日、政府関係者への取材で分かった。配布せずに全て廃棄した場合は6000万円程度の費用で済んだとみられる。 政府関係者は「日本人的な感覚では『廃棄の方が安いから捨てよう』とはならない。ちゃんと使ってもらえれば経済効果もある」と主張。一方で、厚生労働省の担当課は「精査中で具体的な配送料の全体額はまだ分からない」としている。 厚労省によると、配布希望は1月28日までに約37万件あり、応募枚数は推計2億8000万枚分以上。全希望者に行き届くよう枚数を調整するという。国の委託を受けた民間業者が3月から順次配送する。 (井崎圭)
拡大 学校司書の配置増を求める国会決議に反対し「司書の仕事はAI(人工知能)にとって代わられる」(中央)などとした日本維新の会の文書 学校図書館で子どもの読書や学習を支える学校司書の配置増を求める国会決議案に、与野党で唯一、日本維新の会が「近い将来、司書の仕事は人工知能(AI)で代替可能になる」と反対し、臨時国会(9日閉会)への提出が見送られていたことが19日分かった。 2015年施行の改正学校図書館法で「努力義務」とされた学校司書の配置は全体の半数程度にとどまっている。このため「文字・活字文化推進機構」が働き掛け、衆参両院で全会派が了承した形での決議案提出を目指していた。 維新の浅田均政調会長は取材に「人件費増に直結する『司書の配置促進』は『改革』の名に値しない」と文書で回答した。
福岡県鞍手町の京焼・漆器販売会社「あらい」(荒井俊勝社長)が、漆に消臭効果があることを確認し、漆を使ったスポーツシューズ向けの消臭商品を開発した。研究機関によって、効果が実証されており、荒井社長は「日本を代表する文化の一つである漆に関心を持ってもらいたい」と話している。 荒井社長によると、炊飯ジャーで米を炊いた際、保存のため漆塗りの重箱に米を入れると、保存した米独特の臭いが消えていたという。消臭効果を確認するため、紙に漆を塗った箱に靴を入れると、臭いが消えたため、商品開発に取り組んだ。 地方独立行政法人「京都市産業技術研究所」(京都市)に依頼し、三角フラスコに靴下の悪臭のもとになる「イソ吉草酸」と、漆を塗った縦5センチ、横2・5センチの紙を入れると、2時間後には「臭いが約99%なくなった」との結果が出たという。どの成分が作用するかなどは分かっていない。 特に臭いが気になるスポーツシューズ用
自宅待機、急変リスク 新型コロナウイルスに感染し、自宅療養をしている人が福岡県内で3割近くに上っている。埼玉県で自宅療養中の男性2人が死亡したことを受け、厚生労働省は無症状や軽症の人の療養場所について、自宅ではなくホテルなどの宿泊施設を基本とする方針を示したが、無症状の人が入所を渋り、自宅療養を選ぶケースも相次いでいる。 「ホテルに入るとしばらく酒も自由に飲めない。自宅の方が過ごしやすい」。福岡市で陽性が確認された無症状の男性は、保健所職員の打診を断った。 ホテルでの宿泊療養の対象は、自宅待機している無症状者のうち医師が入院不要と判断した人に加え、軽症者のうち入院から5~7日経過し体温が37・5度以下などの条件を満たす人。さらに本人の同意と、外出しないといったルールを守れることが前提だ。強制はできず、職員は自宅療養を認めざるを得なかった。 「ホテル療養と聞いて豪華な食事を期待したが、そうで
「どこで吸えばいいの」ベランダ喫煙トラブル、解決に限界 受動喫煙でうつ病リスクも 2018/10/19 6:00 (2022/12/9 12:40 更新) [有料会員限定記事] 「隣人がベランダでたばこを吸っていて、臭いが家の中まで入ってくる。やめてほしいと手紙や口頭で訴えたが効果がない」。ベランダで喫煙する“ホタル族”に悩まされているとの声が、福岡県内の集合住宅に住む会社員男性(42)から特命取材班に寄せられた。そういえば最近、あちこちの集合住宅で「喫煙に関するお願い」なる張り紙をよく見掛ける。2020年の東京五輪・パラリンピックを前に禁煙の動きが広がる中、集合住宅での喫煙問題を取材した。...
防衛省と自衛隊の情報基盤で、駐屯地や基地を相互に結ぶ高速・大容量の通信ネットワークがサイバー攻撃を受け、陸上自衛隊のシステムに侵入されていたことが27日、複数の同省関係者の話で分かった。防衛省が構築した堅固なシステムの不備を突く高度な手法と確認された。詳細な記録が残されておらず、被害の全容は判明していないが、陸自の内部情報が流出した可能性が高い。 複数の自衛隊高級幹部は「危機的で相当深刻な事態だ。早急に再発防止策を講じる必要がある」と強調。一方、情報セキュリティーを担当する防衛省の斎藤雅一審議官は「個別の案件には答えられない」とコメントした。 防衛省は外部接続を制限するなど防御を強化してきたが、今回はそれを上回る高度な手法から国家などが関与した組織的攻撃の疑いが強い。同省は深刻な事態と判断。9月ごろに確知し、直後にサイバー攻撃への警戒レベルを引き上げた。 関係者によると、攻撃を受けた
数学の難問「ABC予想」解明か 望月京大教授、驚異的の声 2012年9月18日 21:19 カテゴリー:科学・環境 望月新一京都大教授 現代の数学に未解明のまま残された問題のうち、「最も重要」とも言われる整数の理論「ABC予想」を証明する論文を、望月新一京都大教授(43)が18日までにインターネット上で公開した。 整数論の代表的難問であり、解決に約350年かかった「フェルマーの最終定理」も、この予想を使えば一気に証明できてしまうことから、欧米のメディアも「驚異的な偉業になるだろう」と興奮気味に伝えている。 ABC予想は85年に欧州の数学者らによって提唱された。AとBの2つの整数とこれらを足してできる新たな整数Cを考え、それぞれの素因数について成り立つ関係を分析した理論。
授業料無償化でも 「援助必要」 あしなが募金始まる 2010年10月24日 00:36 カテゴリー:九州 > 福岡 病気や自殺、事故で親を亡くした子どもたちへの奨学金を募る「あしなが学生募金」の街頭募金が23日、県内10カ所で始まった。4月から公立高校の授業料無償化(私立は一部助成)が実施され、募金は減少傾向だが、実施主体のあしなが育英会は「授業料以外の教材費などの負担がなお重く、変わらぬ援助が必要」と呼び掛けている。 福岡市・天神では、遺児の大学生やボランティアの高校生計20人が「遺児たちが自立のスタートラインに付くために、力を貸して」と訴えた。 同会によると、4月の街頭募金では「授業料無償化で奨学金は不要になった」といった考えが広がり、募金は全国で前年春より12%減の1億7600万円にとどまった。 一方、同会が8月に支給世帯に行ったアンケートでは、なお45%が「教育費不足」と答えた。
落札した子牛、農業高に寄付 口蹄疫復興「なせばなる」 2010年10月1日 00:55 カテゴリー:社会 九州 > 宮崎 259万円で競り落とされ、高鍋農高にプレゼントされる牛と佐藤秀彌社長=30日、宮崎県新富町の児湯地域家畜市場 「復興の弾みになれば」-。宮崎県の家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」に伴い、同県内で最後まで中止されていた児湯(こゆ)地域家畜市場(新富町)の子牛の競りが30日、再開された。その約7カ月ぶりの記念の日に遠路はるばる買い付けに訪れた山形県の男性が、再開後の県内最高値で競り落とした子牛を、口蹄疫で家畜を失った県立高鍋農業高(高鍋町)にプレゼントした。 山形県米沢市の畜産会社社長佐藤秀彌さん(55)で、落札価格は259万円(税込み)。競り再開後に都城で付いた169万円の最高値を90万円も上回る高値に、会場にどよめきが起きた。 江戸時代、高鍋秋月家から米沢藩(現山形
2010年新司法試験合格者 2010年9月9日 17:35 カテゴリー:社会 ▽福岡市(93人) 森信也、藤村亮平、八木大和、増田浩之、粟井良祐、羽田野晶子、枦晃弘、真鍋亮平、村上彩子、岡井将洋、安河内智子、滝口大志、遠矢洋平、伊藤陽子、中野真記、平田幹、富永剛、吉村正夫、染矢修孝、吉野大輔、山本洋介、徳永由華、池田慎、中野雄也、小山好文、和田明大、清水宏美、鬼塚拓也、黒野賢大、片井慎一、三池大輝、小林素、本多淳太郎、高橋佳子、大曲陽加里、長尾大輔、国広健、松田直、塩山乱、辻上友男、広瀬和弘、上田祐輔、石松信行、池田泉、大谷俊介、坂哉萌、浦川雄基、中島みさき、友岡泰明、松尾朋、岩下亮介、高田慎介、高木士郎、藤崎純一、小橋弘房、諸隈美波、柳政子、松山哲彦、大嶋功、井田和宏、鬼橋正敏、工藤明日香、今井洋、大下良仁、大串愛子、佐藤久満子、荒木勉、景山貴昭、藤木美才、柴田裕之、大川純子、宮内裕、
空自築城基地 国の騒音対策 防音工事補助で格差 92年以降は自己負担 築上町長「町の発展を阻害」 2010年8月30日 01:29 カテゴリー:九州 > 福岡 爆音を上げて空自築城基地を飛び立つF15戦闘機 航空自衛隊築城基地(築上町)周辺の騒音対策として設定されている国の防音工事費用の補助対象地域が、1992年の告示から20年近く経過しても更新されず、新旧住民に“格差”を生んでいる。告示前から対象地域にある住宅には防音工事の全額補助が下りるが、その後新築された住宅には補助がない。町は交通の利便性が良い基地周辺に働き盛りの若い世代の定住を促進しようとしているが、高額の防音工事費が壁になっている。このため、24日には国に是正を求める陳情をしたが、在日米軍訓練移転問題も絡み、先行きは不透明だ。■泣きだす赤ちゃん 「戦闘機が飛ぶたび、生後5カ月の長男が音に驚いて泣きだす。ふびんでならない」 補
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