日本列島を猛暑が襲っています。気温が35度を超える猛暑日が続出しており、強い日差しとじっとりとまとわりつくような熱気に命の危険を感じるほどです。熱中症や脱水症状で病院へ搬送される人も少なくありません。 その予防策として重要なのが、水分補給です。しかし、手当たり次第飲んでもいいわけではないようです。飲み物の中には、脱水症状や糖質疲労を招き、体に大きなダメージを与えるものもあるといいます。 避けた方がよい「危険な飲み物」と、熱中症や脱水の予防に適した飲み物とは――。「ロカボ」を提唱する糖尿病専門医の山田悟医師に伺いました。【聞き手・倉岡一樹】 スポーツドリンクを避けるべき理由 今年もうだるような暑さが続いています。熱中症や脱水症状を防ぐため、水分とミネラルの適切な摂取が大切です。そう聞くと、夏にぴったりな飲み物としてスポーツドリンクを思い浮かべる方もいらっしゃるのではないでしょうか。コマーシャ