はじめに 過去三年間、技術者ではない方々に OpenID Connect(オープンアイディー・コネクト)の説明を繰り返してきました※1。 その結果、OpenID Connect をかなり分かりやすく説明することができるようになりました。この記事では、その説明手順をご紹介します。 ※1:Authlete 社の創業者として資金調達のため投資家巡りをしていました(TechCrunch Japan:『APIエコノミー立ち上がりのカギ、OAuth技術のAUTHLETEが500 Startups Japanらから1.4億円を調達』)。 2017 年 10 月 23 日:『OpenID Connect 全フロー解説』という記事も公開したので、そちらもご参照ください。 説明手順 (1)「こんにちは! 鈴木一朗です!」 (2)「え!? 本当ですか? 証明してください。」 (3)「はい! これが私の名刺です!
ID フェデレーションとはID フェデレーションとは、外部の認証サーバーを利用して、サインイン (ログイン) する技術です。 ID フェデレーションの例ID フェデレーションを利用すると、Twitter や Google などの認証サーバーを利用して、自分で開発したアプリケーションにサインイン (ログイン) できます。 ID フェデレーションと SSO(シングルサインオン)の違いSSO (シングルサインオン) とは、1度のサインインで、複数のアプリが利用可能になる仕組みです。 ID フェデレーション は SSO(シングルサインオン)を実現する方式の1つです。 SSO(シングルサインオン)を実現する方式には、ID フェデレーションを含む次の4種類が存在します。 SSO の方式方式の説明
Octo STS は GitHub Access Token をよりセキュアに発行する Security Token Service です。 GitHub App と GitHub Action が公開されています。 CI などの自動化で用いる GitHub Access Token の管理を改善することが出来ます。 Octo STS はまだ非常に若いプロジェクトなため実用には時期尚早かもしれませんが、今後の発展が楽しみなプロジェクトです。 公式ドキュメントがまだ整備されておらず、日本語情報も皆無なため、この本を執筆しました。 この本では Octo STS とは何か、なぜ Octo STS が必要なのか、現状 Octo STS にどういった課題があるのか、どうやって使うのか、どのような仕組みで動いているのか、などについて紹介します。
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