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ブックマーク / itkq.jp (4)

  • TCP/IP とパフォーマンス

    この文章は、ハイパフォーマンスブラウザネットワーキングを読んで、改めて TCP/IP を自分の中で整理し、パフォーマンスに関する内容を簡単にまとめたものである。 情報通信ネットワーク特論を受講しておりタイミングが良かったという理由もある。 IP IP は、パケット交換によるデータ通信網を実現するためのプロトコルである。The Internet ができる前は、Hop-by-Hop(中間ノード間)で信頼性を確保していた。TCP/IP は、経路到達性と信頼性を IP と TCP の形で分離したプロトコルスイートである。この分離により、複雑なトランスポート機能はエンドシステムだけで行えるようになった。このような設計思想は End-to-End Principle と呼ばれる。 TCP TCP は コネクション指向であり、Go-back-N ARQ を基とする輻輳制御プロトコルである。 コネクショ

    TCP/IP とパフォーマンス
    toenobu
    toenobu 2021/05/21
  • Linux におけるファイル I/O の基礎

    すべてがファイルというモデルの Linux (Unix) において、ファイル I/O (以降単に I/O と書く) を知っておいて損はない。 この記事では、基的なファイルと関連する I/O について、対応する Linux システムコールも併せて説明する。 次回はこれらを実際に Linux 上で確認する予定。 ファイル Unix におけるファイルとは、普通「通常ファイル」のことを指し、バイトがリニアに並んだデータ (byte stream) のことである。 ファイル内のバイトは読み書きが可能で、指定されたバイトから開始する。この開始バイトはファイル内の「位置」と考えることができ、ファイルポジションまたはファイルオフセットという。 通常ファイルとは別に、スペシャルファイルというファイルとして表現されたカーネルオブジェクトがある。Linux では、スペシャルファイルとしてデバイスノード・名前付

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    toenobu
    toenobu 2021/05/02
  • Ubie 株式会社に入社していた

    Ubie 株式会社に SRE として転職して一ヶ月経ったので、転職動機から転職後どうかまで書いてみる。まだ一ヶ月、ではあるが楽しく働けている。 転職動機前職では SRE として活動し、中心的な業務は基盤的アプローチだった。周囲にいた人は能力が高く、技術に関して尊敬できる人ばかりだった。あるとき、冷静に周りを見ると、自分は技術そのものへの興味は相対的に薄い方だと気づいた。どうすればまず周りの人を良くできるか、そして会社や事業として良くできるか、というような動機や欲求があった上でそれを解決する技術的コミットに打ち込む、のような動き方をしていた。 一方で、どんな状況でも自分の信念により物事を変えてしまう技術力と突破力を備えたエンジニアがいた。技術的な力量や、信頼と実績で周りを圧倒しているように自分には見えていた。それは同じエンジニアの立場の自分から見て、純粋に羨ましかった。自分もそうなりたかった

    toenobu
    toenobu 2021/02/25
  • 2019年振り返り

    仕事 2年目 (新卒1.8ヶ月) で引き続き SRE グループで色々をやった。今年は組織やチーム体制が変わったり、メンバーが別のプロジェクトに一時的に参加することになったりということが起きて、これは自分にとってはじめてのことだった。結果、去年までしっかりと理解できていなかった ECS 周りや、自前のバッチ処理システム、非同期ジョブ実行システムといった基盤も運用したり改善することも業務のスコープとなった。基盤勉強会という勉強会を何度かやって大枠をつかんだ後は、業務で必要に応じてコードを読んだり PR を出す過程で理解していった。まだ Fargate は多くのユースケースで実用段階ではなく、大半のコンテナは EC2 で動かす必要があり、それゆえに EC2 インスタンスの管理は ASG や Spot Fleet を使いつつもある程度自前でカバーしていかなければならず、そのためのシステムが多数ある

    2019年振り返り
    toenobu
    toenobu 2019/12/07
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